見出し画像

桜の花を撮るのはここまで

3年前の春、「桜の花を撮るのはここまで」と決めました。
そんな決めごとが必要なくらい、桜の花の撮影にいそしみすぎて、のんびり桜を眺めることを忘れがちだったからです。
今は、桜の花を撮るも撮らないも成り行きまかせ――の気持ちでいますが、余程いそしみすぎた反動なのか、もう少しこのままでいいかな、というのが本音に近い気もします。
昔の人の歌と句をお借りすると、写真を撮るのにいそしんでいたときは、
”世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし”
だったのに対し、意を決して桜の花を撮るのを中断してからは、
”さまざまの事おもひ出す桜かな”
へと変化した感じです。
平安と江戸、二つの時代を一緒くたにしてしまいましたが、どちらも自分の心境にピッタリだと思えました。
そんな一方、撮りためてきた桜の写真をまとめてみたくなり、それらをお披露目できる場所があることに感謝しつつ、じっくり選んだ写真をご覧いただきましたら幸いです。

***

まずは、ふるさとの桜

左右ともに同じ場所ですが、
時刻だけでなく、撮影した年に
6年の隔たりがあります。
(左)観光名所となっている赤い橋の桜
(右)観光客もまばらな、小さな橋の桜

***

ここからは、Nagoya の桜

昼休みに撮影
同日の、左は朝方、右は夕方
昭和区にある香積院(こうじゃくいん)



鶴舞(つるま)図書館近くの桜


懐かしすぎる思い出の桜

***

そして、Kanazawa の桜
2021年3月、「桜の花を撮るのはここまで」と思って撮影。

一日違い
曇り空と晴れた空
浅野川大橋にて

***

最後は、ごっちゃまぜの番外編です。

(左)線路からの眺望 
(右)樹齢1,100年!   
(左)デジカメでの桜デビュー作
(右)桜の近くで咲いていた花   

画素数を揃えるために、写真はすべて同じデジカメのもので統一しました。機種変更により機能がアップしていったスマホの写真と合わせることも考えましたが、整合性を優先したいと思いました。
こうして選んだ写真は総数30枚。次がラスト1枚です。

こちらも愛用のデジカメ初期の写真で、
高速バスの車窓から撮影しました。
車窓からも写真は撮れると確信した1枚。
なかなかのお気に入りです。

***

いつもとは趣向を変えて、写真が主で文字数を少なくしてみました。
いつも以上に時間がかかりましたが、好きなことは時間も気にせず楽しめるものだと改めて実感しました。
ご覧くださり、ありがとうございます。


この記事が参加している募集

つくってみた

みんなでつくる春アルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?