変えないために、ちょっとずつの変化を積み重ねる
2024年上半期を振り返ってみると、体調を崩す日が少なかった気がする(ゼロではない)。なぜだろう?と考えてみた記録。
私は昔から小さい風邪や不調でちょくちょく学校を休むタイプだった。今は在宅勤務99%なのでちょっと不調でも仕事はできるので助かっている、が、それでも気圧の変化で頭が痛くなったり、前日に食べたものなどの影響でお腹が痛くなったり、「今日は体調が悪いな」という日は少なからずある。身体が比較的丈夫なひとには「我慢して動いてればちょっとくらい調子が悪いのは治る!」と言われたこともある・・・しかし残念ながら、私は我慢して動いても治らないのだ。
適切に体調管理するのは難しい。私流に表現すると、体調が「悪くない」状態をキープするのは難しい。抜本改革して自分も強く丈夫な身体を手に入れたいと思った時期もあった。
でも最近の私はそれなり・ほどほどの状態で動けているなら、その状態を「変えない」ことを目標にしている。
40歳をすぎると体力が落ちる・体の不調が出てくる・・・と世の中では言われてて、「何もしなければ身体は衰えるばかり」というのが通説らしい。しかしアラフォーの私にとって、これはむしろ朗報といえる。私にとっては「何もしなければ体調は悪くなる」のは当たり前の事実。
ちょっと体調が悪い時にへたに無理をすると1週間〜1ヶ月まるまる潰れてしまうこともある、だからちょっと調子が悪いレベルの時点で早めに養生しなければならない・・・そんな話を体が頑丈な人に向かってしても、以前はなかなか理解されなかった。でもアラフォーになって病気は予防が大切・・・という話題が出るようになって「皆さんもようやく私と同じ景色が見えるようになってきましたね・・・フフフ・・・」という気分(もちろん厳密には違う面も色々ある、でも共通項ができてちょっと嬉)。
目標設定というとどうしても「何かを変える」ことのほうが華やかだし分かりやすい。しかし、もともと体力がない私のような人間にとっては「強くなる・丈夫になる」ことを目標にするよりも、衰えないように・悪くならないように、つまり「ほどほどの状態を変えない」ことのほうが目標としてしっくりくるし、取り組みやすい。
そもそも自分は変わっていないつもりでも、気付かぬうちに自分の身体の細胞は日々新陳代謝しているし、ホルモンバランスも揺れ動く。四季の移り変わりをはじめとして自然界の環境も日々変化している。常に変化し続ける身体と環境に囲まれて、そんななかで自分が「ほどほどの状態を変えない」のはけっこう、いやかなりの努力が必要だ。
自分自身のメンテナンスをするために使える道具、技術、薬、etc...は色々ある。世の中で評判が良くても私自身に効果があるかは最終的には試してみないとわからないものは多い。それでも使えるものはすべて使って、変化する環境に抗って自らを「整える」。でもそれは、見方によっては大枠を「変えない」ために、たくさんの小さな変化を重ねているだけともいえる。
具体的なひとつひとつは、本当に小さなことだ。朝食に食べるシリアルの栄養素を確認して自分に合ったものを探したり、気圧が低いときに飲むとよい漢方薬やサプリメントを把握して常備したり、毎日ヨガをできるように部屋を片付けてマットを広げられる環境を整えたり、気軽に取り組めそうな筋トレ動画を探して自分用プレイリストを作ったり、、、
つまり、ひとつひとつの小さい変化をたくさん積み重ねて「ほどほどの状態を変えない」を実現しようとしている。そんな小さい変化の積み重ねのかいあって、今年前半は体調を崩す日が少なかった・・・なーんて言いつつ、先週も気圧が大きく変動したタイミングでダウンして、今週末のフライト日和を逃して心身ともに落ち込んだ。
「変えない」ための、小さな変化の積み重ねはまだまだ続きそうだ・・・
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