趣味の記録を残そう 〜日記は日記。ログはログ〜
「上達したかったら記録しろ」と言われた。
なんの文脈でかは忘れたが、的を射たアドバイスだった。私は記憶力がない。記録しておかないと何もかも忘れてしまう。昔付き合ってた人の名前も、自分の年齢も。まあ、それは忘れてもいいことか。
閑話休題。上達するためには練習が欠かせない。練習を続けるためには前回やったことを思い出す必要がある。だから記録を残しておこう。明日の自分のために。
2022年8月時点、パラグライダー関連で、私は3種類の記録をつけている。
文章でのフライト振り返りログ(定性データ、文章)
バリオデータで数字ログ+グラフ化(定量データ、スプレッドシート)
GPSデータをもとにフライト軌跡ログ(XContestにアップすると同じ時間に飛んでた人のログを観察できて楽しい。Google Earthでも見れる)
記録方法について、1年前にもこんなnoteも書いた。記録する・しない、どういうふうにつける、人によってやり方は様々だ。
パラグライダー歴5年のわたくし、波はあるものの意外と飽きずに続いている。昔やってたピアノやチェロの演奏も、もっと記録をつけておけば上達したのかも…… まぁ上達云々よりも「楽しむ」が大切なこともあるよね。
「上達したかったら記録しろ」的記録のコツは「日記」ではなく、できるだけ淡々とした「ログ(出来事の履歴)」を残すこと。自分の感情を書き残すのがメインになると、ノッてるときはときは楽しいが、不調なときに苦痛になってしまう。思いつくまま徒然と日記をつけるのも悪くない、でも日記とログは分けたほうがいい。
パラグライダー以外でも、私は様々な記録をつけている。つけ始めた動機は様々だけど、続いているものはそれなりの意味や目的がある気がする。ちょっと振り返ってみよう。
お金の記録(Googleスプレッドシート)
読んだ本の記録(読書メーター+Evernote)
学んだこと記録(紙のノート+Evernote)
仕事の記録(紙のノート+社内システム)
レジュメ(外部に伝えて意味の有りそうな成果の数字など)
お金の記録は、新卒で入った会社を半年で退職して金欠で困った頃、クレジットカードの引き落としが間に合わない!危機が何度か続いてから付け始めた。その後、金融口座が増殖。さらに海外で住んだために複数通貨を取り扱うのが日常に。ちゃんと記録しないとわからなくなるな…と考えていたタイミングで個人投資家向け管理テンプレートを発見、それを土台に自分用家計簿を作成した。今は日々のお小遣い帳記録+月末の家計簿更新が習慣になっている(けっこう複雑なのでたまにサボりたくなる)。
読んだ本の記録、昔はブログにもれなく読書感想文を書こうとしたこともあったが、今は読書メーターにさらっとメモするだけ。後で見返したい箇所は、Evernoteに抜書き。
学んだこと記録は、仕事でも私事でもアナログな紙ノートにぐちゃぐちゃ書いてる。パソコンドキュメントやタブレットアプリに移行しようとしたこともあるが、気がつくと紙に戻ってしまう…うーん(´-`).。oO
仕事のKPIに即した定量データは、社内システムで自動的に記録されている。定性データは、学んだこと記録と同様に紙のノートに書いている。それに加えて、たまにOneNoteにまとめを作成。後から見返そうとすると探しにくいのでもっと改善したいのだが、よい方法が見つかっていない…(´-`).。oO
「面倒くさいから記録なんてつけない!」という人も、仕事では日報・週報・KPIトラッカーなど、何かしらのログを付けているのでは? せっかく記録をつけるなら、ラクに楽しく、できれば効率的につけたいものです。
あなたのお気に入り記録法があったら、是非コメントで教えてくださいね☺
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