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パラグライダー記事まとめ

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noteに公開されているパラグライダー系の記事をこのマガジンにストックしていきます。タイトルやハッシュタグに「#パラグライダー」が付けられている記事を紹介していきます。
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#パラグライダースクール

スローターンを体感で検証した夏|パラグライダー

パラグライダーの旋回は細かく分けると色々なテクニックがあります。 「通常ターン」「スローターン」「クライミングターン」「アクセレレーションターン」など。(用語として間違ってたらゴメンナサイ) 多くのパイロットは深く考えずにターンして、なんとなくの技術として身につけているものだと思います。 各テクニックを理解して、意識的に使い分けることでレベルアップできます。 先日、パラグライダー界のレジェンド扇澤さんはサーマルセンタリングでのクライミングターンの活用に関する動画をアップし

トリムスピードを”なるべく正確に”測ってみた|パラグライダー

▼トリムスピード基礎知識トリムスピードってなに? 要するに、 「無風の時にバンザイの状態で飛んだら対地速度何キロで飛ぶのか」 ってことです。 パラグライダーの飛行速度のいろいろに関してはこの記事がおすすめ👇 何の役に立つの? 知っておくことは必須ではありませんが、知っていると何かと便利です。 自分の愛機の性能を把握できたり、フライト時の風の把握がより正確になります。 ちなみに、トリムスピードが分からなくても風向風速は把握できます。 けど、結構めんどうです。 /

諭吉さんにならう、パラグライダー「学びのすゝめ」

さよなら、みんな大好きな「諭吉(1万円札)」さん。 福沢諭吉といえば「学問のすゝめ」。 ということで、最新AIによる要約で理解したぼくの浅~い知識で「学問のすゝめ」の要点をパラグライダー ver.に転用していきたいと思います。 なんでこんなことになったかというと、 新札→さよなら諭吉さん→諭吉さんって何した人?→学問のすゝめってどんな本?→AIで要約→なぜか心が共鳴→じゃあnote書いてみよう という流れ。 目次を見ると完全に読む気が失せると思いますが、中身は意外と

”絶対理解するべき”ランディング時のピッチコントロール|パラグライダー

▼どうする!?ランディング時のピッチアップランディング間際(だいたい対地高度が10m以下)にもっとも起こしたくない状態の一つが「ピッチアップ」。 けど、操作ミスや気流の変化によって必ず起こってしまうもの。 ピッチアップしてしまったら、その後の対処を間違えるとハードに着地することになり、けっこう危険です。 実際に、ランディングでのケガの直接的な原因の多くがこのパターン。 なので、対処方法をしっかりと理解しておく必要があります。 今回は、 ・ピッチアップ後に起きるこ

実は、「ライブトラッキングシステム導入していきなり活躍」してしまった話|パラグライダー

TRACKER(ライブトラッキング)導入ぼくらが管理させていただいている「白馬八方フライトエリア」では安全管理の一環として、今年(2024年)5月からFLYMASTER社のTRACKERという機器によるライブトラッキング(リアルタイム位置情報共有)システムを導入しました。 ようするに、 ってことです。 もしも、木に引っかかったり、墜落したりした場合に問題になる「位置の特定」がクリアできるので、救助に向かうまでがとてもスムーズになります。そういう事態では時間が大切です。さ

【遭難救助にかかる費用と検討すべき対策】フライヤーにとっても備えるべきリスク|パラグライダー

「パラグライダーを楽しむ」ためにはリスクを正しく理解することが大切です。 「遭難救助のことを知っておいて、きちんと対策しましょう」 というのが今回のテーマ。 ▼パラグライダーにおける遭難救助パラグライダーは安全な乗り物、だけど人間は… それは近年、世間的にも認知されています。分かりやすい根拠は「傷害保険」の適用範囲です。 各種傷害保険には保険金が支払われない場合として「危険なスポーツ」「危険な運動」などの項目があります。 しかし、パラグライダーは危険なスポーツとしては含

ライン強度テストを受けたら思ったより劣化してた件|パラグライダー

たまには備忘録的な記事も書いていようかと。 先日、自分がメインで使っているタンデム機(2人乗りパラグライダー)TAKOO5を使用開始から2年経過での定期点検をしました。 ぼくはパラグライダーの専門家ですが、飛ぶ&教えるのが得意分野です。 機材の修理や(正式な)点検は専門外で、少しかじっている程度です。 (どちらかというとニガテでキライ) 出来ることは自分でやりますが、必要に応じて専門家に依頼しています。 今回のメインテーマの「ライン強度テスト」はアエロタクト社のリペア&

ポーラーカーブ(性能曲線)で作る最良滑空のイメージ|パラグライダー

「こんな難しそうな文章最後まで読めない」 という方のために、この記事を読むと分かることを先にまとめておきます。 さぁ、内容に興味が湧いたらぜひ読みすすめてくださいね。 ▶「ポーラーカーブ」って何?【基礎編】「ポーラーカーブ」は、パラグライダーの飛行特性を表した性能曲線のことです。 なんかこんな感じのやつです。 縦軸に沈下速度、横軸に速度(対地速度)をプロットしたもので、通常は無風時の下記の3つの速度を読み取ることができます。 ほとんど見かけませんが、メーカーやモデル

山の中で「現在地」伝えられる?いざという時に明暗を分ける基礎知識|パラグライダー

翼を持たない人間に、自由に空を飛ぶべる”翼” を与えてくれるパラグライダーは素晴らしい遊びです。 けど、もちろんリスクもあって、舐めてかかると生死にも関わります。ぼくらはそんなリスクを理解して正しく付き合いながらパラグライダーで楽しむ必要があるのです。 保険と同じで、必要な事態にならなければまったく必要ない事だけど、もしものときには大きく明暗を分ける大切な知識です。 今回もパラグライダー初心者に向けて、なるべく分かりやすい解説を心がけて記事を書きます。 ▶パラグライダー

パラグライダーの競技「パイロンレース」とはどんなものか。

パイロンレースは、パラグライダーでもっともポピュラーな競技です。 どんなスポーツでも、 競技(試合) = ゲーム = 楽しい = 技術向上 という側面はあります。 サッカーでも野球でもバスケでも水泳でも卓球でも自転車でもスキーでも、競技性を持っています。だからこそ、そのスポーツの技術が上がり、盛り上がるんだと思います。 友達とバスケしてても、試合(ゲーム)って楽しいですよね。 人数がたりなかったら3on3にしたり1on1にしたり、実力差が大きかったらハンデキャップを考え

山を越えた風が作る山岳波と波状雲|パラグライダー

北アルプス稜線を覆い隠す雲北アルプス上空の西風が強い日といえばこの景色。 あまりにも見事だったので、ちょこっと撮影して記事を書いてみようかと。 ちなみに、晴れてる日の景色はこんなにも素晴らしい。 空に広がる筋状の雲の正体とは?稜線を覆い隠すこの雲は、風下側に何列にも並んで発生することもあるのです。 次の写真は、稜線から9kmほど風下の白馬村の街上空の雲。 まるで海に波打つように、規則正しい間隔で並んだ雲は、とても印象的ですが、僕らパラグライダーフライヤーにとっては(絶対

天気予報の基礎知識|パラグライダーと天気予報①

今回は、パラグライダー初心者~中級者くらいのフライヤー向けの内容です。 ご存じの通り、パラグライダーの楽しみ方と天気(気象)は密接に関係しています。 単純な天気の良し悪しだけでなく様々な気象状況によって楽しさやリスクが大きく変化します。 パラグライダーにとって天気予報はめちゃめちゃ重要なのです。 もちろん天気予報は必ず当たるものではありませんが、天気予報というものの内容をしっかりと理解して上手く活用する必要があります。 気象的なリスク(天候の急変、雲の発達具合、高度に

パラグライダー日記⑩🪂

久しぶりに練習してきました! バタバタしていて全然練習に行けていませんでしたがやっと行くことができました〜。 風が不安定だったので飛べませんでしたが、地上練習をみっちりやってきました。 リバースライズアップ地上は3〜4m/sの適度な風だったので苦手なリバースライズアップ練習に専念しました! 立ち上げる時にお尻を使ってキャノピーを上げてその流れで傾きに合わせてすぐに移動。 そして移動でも間に合わなそうな時はブレークを引きキャノピーが安定するよう調整。 しっかりと意識し

パラグライダー日記⑨🪂

今日も練習してきました! 2回目のフライト!曇りで風が安定していたのでフライトできましたー🪂 風をしっかりと待って、トンビの飛ぶルートを見ながら上昇気流がどこにあるのかをインストラクターの方が確認していて勉強になりました! いい風が来てから落ち着いてライズアップ! そして頭上安定でラインを確認して問題が無かったのでキャノピーの動きに合わせて走り込みテイクオフ! 1回目の時と比べて落ち着いて動作を行えたような気がします😎 途中で揺れがひどくなってきた時はブレークコード