見出し画像

カナダで出産した人

本日は知り合いの出産祝いに行ってまいりました。

その夫婦は日本人同士の2人で、カナダで初の出産になります。
初めての出産をカナダでするなんて、相当いろいろ大変だと思います。

ただでさえ初めてのことなのに、病院も専門用語だったり医療用語でわからないことだらけだったはず。

無事出産できてほんとうに、ほんとうによかったです。

母はすげーです。


そして、すごいなぁと思ったのは、出産をしたのが2日前で、次の日には退院していたことでした。

もちろん彼女がたまたま強かったってのもあるんでしょうが、彼女いわく、無痛分娩がだいぶ回復に影響したらしい。無痛分娩のおかげで出産もだいぶ楽だったし、回復も早かったらしい。

カナダは日本とは違って出産後も1日2日とかですぐ退院することが多いらしいです。

無痛分娩

調べてみると、カナダでは無痛分娩は結構当たり前らしく、10年前の数字ですが、その時点で57.8%も無痛分娩で出産しているとカナダ政府のHPにありました。

それに対して、日本では2020年4月に厚生労働省より発表された『令和2年医療施設調査・病院報告の概況』によると、日本全体での無痛分娩の割合はわずか8.6%という調査結果がでました。

アメリカや欧米なんかも無痛分娩や帝王切開の割合が多いみたいです。
緑色が普通。赤色が無痛。青色が帝王切開。

厚生労働省 無痛分娩の実態把握及び安全管理体制の構築について


そもそも無痛分娩が取り扱っている病院が30%ほどしかありません。
施設ごとの無痛分娩数も5%前後。
かなり少ないですね。

どうやら麻酔医が不足していることで、やりたくてもできないのが現状らしい。

厚生労働省 無痛分娩の実態把握及び安全管理体制の構築について


麻酔医が足りないのは理解できますが、もしかしたらこんなに無痛分娩率が低いのっていまだに、「自分のお腹を痛めて産まないとウンヌンカンヌン・・・」みたいな考え方のせいもあるのかもとか思ってしまいます。

それよりもお母さんの身体の方が大事だと思うんですが。

麻酔を使うことへの抵抗感があるのは理解できますが、出産なんて麻酔無しで手術するようなもんではないでしょうか。
男の僕からしたら想像もつきません。
できるなら麻酔使ったほうがいいと思うんだけどなぁ。

まぁ、もちろんこれには様々な思想や考え方があるので、好きにすればいいんですが、少なくとも日本でももっと無痛分娩をできる環境と選択肢があればいいのになぁと今回の知り合いの出産話を聞いて思いました。

ということで

無痛分娩を希望していたのに、陣痛が来た時に麻酔医がいなくて普通分娩になったとかの話も聞いたことあるので、なかなか無痛分娩の環境を整えるのってむずかしいんだろうなと想像します。

でもお腹を痛めないと可愛くないとか愛情が沸かないってのは決してないはず。痛みを我慢して産んだ子供に虐待する親もいれば、養子でも愛情満点で育てられる子もいるので関係ないかなぁと。
そもそも男は痛みなんてないですけど、子供はかわいいもんです。

なので、できるなら痛みな少ない方がいいんではないだろうかと思っていまいます。
日本でももうちょっと選択肢として増えればいいのになぁと思います。

赤ちゃんがシワシワで可愛かったです。

ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?