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兵庫県の病院で、カテーテル手術後に死亡相次ぐ

特定の循環器医師がかかわったカテーテル手術後の死亡例が、今年1月以降複数発生し、その他合併症も生じているようです。

6月30日に内部告発があり、調査が始まったとのことです。

「カテーテル手術」の詳細がわかりませんが、

・心臓の細くなった血管を造影剤で確認する。
・その細い部分を広げる。

などの処置をする場合が多いと思います。

そして、手術ではありますが局所麻酔を少量使うくらいで、それほど患者さんへのリスクが高いわけではありません。

もちろん心臓にアプローチするのでそれなりの危険はあるのですが、大腿部等の血管からカテーテルを入れて、血管内のカテーテルを心臓まで進めれば良いので。

告発の内容は、

必要のない患者へのカテーテル手術
②カルテの不備

らしいですが、問題なのはでしょうね。

これは、病院あるあるです。

過去の記事でも述べましたが、

結局は「俺は、こうする」と担当科のボスが言えば、部下が何を言ってもどうにもならない病院は多いと思います。

また、ボスでなく、「ナンバー2・ナンバー3が自分の主観で突っ走るタイプで、ボスがその医師をコントロールできていない」場合にもこのようなことが起こります。

本件の循環器科医が、ボスなのかナンバー2なのかはわかりませんが、もはや「内部の人間が外部に告発しないと次の患者さんたちにも悪影響が続く」と判断したからの内部告発だったと想像します。

本件は亡くなった患者さんが多かったからこのように記事にもなったと思いますが、実際には多くの病院で似たような医師がいます。

手術をすれば病院の売り上げになることもあり、経営陣がスルーしていたのかもしれません。

私自身もこのような医療情勢に嫌気がさしている今日この頃です😥

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