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改めて出版業界の知識を学ぶ

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特殊な用語や慣習……初めて出版をすることになる人にはなかなかわかりにくい出版業界の知識を、なるべくわかりやすく解説していければと思います。
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記事一覧

「印税」っていくら貰えるの? 【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 こんにちは、マイストリート岡田です。 「本を出す」となるとなったら、気になるのが「印税」はいくら貰えるのか、ということですよね。  自分が書いたものを1冊の本にまとめ、それを商業出版する、というのは誰もができるわけではない、すばらしいことです。  しかし「本が出たら印税をたんまり貰える」というわけでは決してありません。夢見がちになりすぎると、現実をみてがっかりしてしまうこともあります。  今回はこの「印税」ってなんなのかを解説していきます。 ■「刷部数印税」は、価

「ゲラ」って何?知っておきたい出版用語【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 こんにちは、マイストリート岡田です。  本を出すぞ! 書籍化するぞ! と何らかの企画が進み始めたとします。けれど出版業界の独特な用語がよくわからずに困っていませんか?  編集者から送られてくるメールの内容だけでも「?」が飛んでいるかもしれません。 お世話になっております、岡田です。 DTPから再校ゲラのPDFが届きました。 こちらのURLからダウンロードして、ご確認くださいませ。 https:~~~~~~~~ 口絵が追加されています。キャラ紹介文の再度確認お願いします

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本のサイズ(判型)ってどんな種類があるの?【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 こんにちは! マイストリート岡田です。  ここでは、ちょっとややこしい出版業界特有の用語や慣習について、僕も改めて学びながら紹介していきます。  今回は「本のサイズ(判型)」について。  現在は臨時閉店してしまっている書店も多いですし、電子書籍も普及してきていますから、「本のサイズ」と言われてもあまり気にしていないのかも。 「単行本」「新書」「文庫」と言われて、なんとなくのサイズの違いはわかっていたり、「新書」と「新刊」の区別がつかなかったり、いろいろです。 「文

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「発売日」と「発行日」の謎 【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 こんにちは、マイストリート岡田です。  お手元にある『異世界居酒屋「のぶ」』を文庫でも単行本でもいいので開いてみてください。(ドラマに併せて重版されて特装オビになりますので、ぜひご購入ください! 電子書籍版もあります!)(唐突な宣伝)。  書籍の後ろの方、自社広告と呼ばれる本の紹介と本文の間に、「奥付」があります。  タイトルの下には「発行日」として日付が入っています。  例えば宝島社文庫『異世界居酒屋「のぶ」六杯目』にはこう書かれています。  2020年4月21日

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「重版」「増刷」の違いは?【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 こんにちは、マイストリートの岡田です。  新年度に入ったということで、気分も改めてnoteの連載をしていきたいと思います。  僕は今年でいまの会社に入って8年が経ち、編集者としての経歴も同じくらいとなります。出版業界に関わるのは、書店バイト時代を含めると14年くらいになりますね。  ところがそんな長い期間、出版というものに関わっていても、この業界の基礎や用語について「あれ? どうだったっけ」となることが多いです。  というのも日々技術の発展や状況の変化があり、出版用