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本気で生きているか

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人生の在り方について問うています。なぜ、人は生きるのか。何のために生まれてきたのか。なぜ、この時代にいるのか。みんなの素直な思いを共有して下さい。
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#命

かつては夢を抱いていたではないか。

自分の生き方を見定めよ。 いつまで根無し草の如く、ふらふら、なあなあ、テキトーに生きているのだ? やりたいことがあるのだろう。 かつては夢を抱いていたではないか。 志を持っていたではないか。 なのにどうした? 今の己の姿を視てみよ。 甘さに負け、欲に塗れ、ボーっとして生きているのか死んでいるのか分からない、そんなことでは世が浮かばれぬ。 己が手に持つものの中に本当のことは書いてあるのか? 小さな部屋に閉じこもり、そこで何をしているのか? もう、今世の中で与

人間理論

人間理論は、三次元的知識から成り立っている。 未熟な人間が、未熟な眼差しで積み上げたもの。 従って、片手落ち。 人類は、片翼飛行をふらふらと続けている。 実相は如何に。 当然、三次元的知識で出来上がった世界ではない。 この違い、齟齬を持って、人間理論を振りかざしたところで、自然界には通用しないことを推して知るべし。 「それは仕方のないことですよね。だって、人間はこの三次元世界で生きているのですから。それ以上のことを求められては困ります。人間には、それ以上の次元を

己の認識するこの時代、この社会、この世界は現実か?

なぜ、この時代に生まれてきたか? 己、答えてみよ。 「えっと、たまたまでしょ!?親が偶然、俺を生んだ。ただそれだけでしょ?そこに意味はないっしょ。」 「この時代って、20世紀とか21世紀、今っていうことかあ。そうですよね。ちょっと前に生まれていたら、戦争を経験していたわけだし、この高度経済成長やバブル崩壊、ITとかAI革命とか、そういうの経験していることって、何か意味があるような気がする。それって何なんだろう…。」 「私は、こう思います。今、地球を支配しているのは人間

時々は、心が震える感動や、愉しさに出会える。

幸せ者になるための実相は、実に簡易。 故に、人間は“簡単すぎる”から信用ならん、ということになる。 これいと可笑し。 人間は、幸せになるためには、相当の運と境遇と鍛錬が必要だと思っている。 誰もがそう簡単に幸福にはなれないと信じている。 本当にそうか? 「幸せになるためには、それなりの生活の安定というものが必要でしょう。でも、これが働けど働けど、一向に楽にならない。やっぱり、これって、問題は政府や政治にあるんじゃないの?もっと国民のためにすべきことがあるでしょうに

独りでいることが出来ない、耐えられない。

人間には、それぞれにそれぞれの道がある。 それは、誰かが通った道ではない。 己が単独で進む道。 従って、誰かの後をぞろぞろと追いていっている状態であれば、それは己の進む道ではない。 「道」とは孤独。 己一人で進むしかない。 「やだ!独りで行くのはいや!怖い!誰かと一緒でないと、私は進めない!」 「いつも周りには誰かがいるよ。家族だったり、友だちだったり。いつも一緒!もし、誰もいない世界にぽつんと自分だけいたら、たぶん発狂すると思う。誰もいない世界は想像できない。

だから生きて!!

だから生きて!! 苦しみや悲しみに耐えられぬとも、何も死ぬことはない。 というか、自ら死んだらその人生、意味なし台無し無駄遣い。 人生、絶対に諦めてはならぬ。 実相には、永遠に続く苦しみや悲しみなど“無い”のだよ。 人間皆、いつか死ぬ。 いつかは死ぬのだから、死ぬまで一心不乱に生きよ。 生きていれば、何かが起こる。 出逢いがある。 新しいことが始まる。 それまで堪え難きを耐え忍び、生きるのだ。 その苦しみ、その悲しみ、そして悩み、それ全て己自身が生前に望

これらは固定化されている

ものごとには、全てにおいて役割や性質がある。 全体性の中である役割や性質。 部分の中にある役割や性質。 実相において、これらは固定化されている真理がある。 人間としての役割や性質。 五臓六腑の役割や性質。 水には水の役割や性質、土や火や空気や風もそれぞれ持っている。 男と女における役割や性質、これはどうだ。 現世における人間社会において、これをどう正しく認識出来ているのか。 親の役割や性質、子としての役割や性質。そして、己自身の現世における役割や性質。 こ

もう人間自力でどうなることも出来なくば

「本当のこと」が分かっていれば、失敗や不安や迷いや限りない欲望も“是正”することが出来る。 然し「本当のこと」が分かっていないから、いつまでたっても治らない、収まらない、良くならない。これ至極単純な道理。 「じゃあ、本当のことをちゃんと教えてよ!もうこんな人生耐えられない。がんばってもがんばっても報われない。一向に良くならない。何をどうすればいいのかすら分からない。もし本当のことを知れば、それが良くなっていくのであれば、一生懸命に勉強します。どうか教えて下さい!!」 「

端から到達は無理

自分で決めたことを途中で放り出すということ。 「もうムリ…。しんどすぎ!やっぱ、私には向いてないのかも…。」 「自分はやる気満々だったんですけど、上司がひどすぎる。あんなものの言いようでは部下はついていきませんって。モチベ下がったんで、テキトーにやることにしました。」 「苦労は自分で買ってでもしろっていうけど、あれって、昔の話でしょ?今は苦労なんてするの損丸出し。ラクしてなんぼの世の中なんだから、苦労話が来たら断るか逃げればいいのよ、って親から言われた。だから止めました

上昇指向の本当の意味

上昇指向。 良かろう。 どんどん上昇するが良い。 然し、巷の意味と実相の意味合いは違う。 巷では、大方、こんな具合か。 「あ、人生上昇指向ですよね。いい大学出て、いい会社に就職して、出世して、普通から抜け出して、エリートコースに乗って、優雅な生活を送るとか。そういうの夢だなあ…」 「俺は、鉱脈掘り当てて、一発当ててがっつり稼いででっかい豪邸に住んで、いわゆる億万長者っていうやつになりたい!そのためなら何だってやるよ!」 「私は、若いうちにたくさん勉強して、たくさ

これ即ち、人間の品格、そして性質。

お主は、人柄は良いか? 「はい!良くそう言われます。いつも笑顔が素敵だねって言われます。」 「そういえば、そのように言われたことは一度もないです。ただ、がんばってるね、とは言われることはあります。自分としては、そっちの方が嬉しいかも…。」 「人柄ね~…。どうなんだろう。私って、どういう人柄なのかな。そのような意識をしたことがありませんでした。他の人が自分をどう見ているのかは気になります。」… 人柄とは何か。 これ即ち、人間の品格、そして性質。 良い人柄とは、品格、

助けたり、助けられたりの関係

満ち足りた世界に“安住”したいと願うのも良かろう。 然し、残念ながらそのような世界はこの世には存在しない。 なぜか。 世間は、未熟な人間の舞台で出来ているからだ。 未熟な者同士が創る舞台なのだから、それは不安定極まりない。 従って、真に満ち足りた安住の舞台は、己一人が満たされていても、成立しないのである。 この真理の意味が分かるか? 人間、何かが欠けているから人間。 全て満たされているのであればこの世で人間やっていない。 従って、人間は皆、人としての完成(人

“人”として最高の人物になってほしいと願っている

人間、相手方を、見た目、物、カネ、地位、名声、役職、権威、立場で見ていると、必ず躓く。 この厳しさを人間は本当には分かっていない。 そのような意識、観念、習慣になっているのなら、即刻、性根を入れ替えた方がいい。 基本的には大概の人間がこれに当てはまる。 意識していようが無意識であろうが、そのような態度をしないようにしていても、心根含め、天には一切隠せぬ。 余程、身の程を弁えて、謙虚に生きていかねば、人間規制を受けるという仕組みになっている。 もし、己が改心出来たと

親と子の関係の真実。

​​人間の諺の中に「子孫に美田を残さず」というものがある。 これ19世紀末の日本の要人の言葉。 即ち、子孫のために財産を残せば、それに頼って努力をしないので、財産を残さないという意味とのこと。 これ実相として捉えると解釈が異なる。 親と子の関係の真実。 子は親にとっての授かりものではあるが、子は親の所有物ではない。 子は一時の関係において預かり育み見守るのみ。 更に云えば、人間に財産という“モノ”は何一つない。 モノやカネ、地位や名誉や権利などのいわゆるこの社