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人間か、労働力か

「ある小国の支配民族は危険を感じている。労働力を呼んだはずなのに、やって来たのは人間だったからだ」

マックス・フリッシュ / Max Frisch スイスの作家(1911-1991)


動物占いでは〈陽気なオオカミ〉
オオカミは、基本的に気にかけてくれる人や気にかかる人に対しては、どんなことがあってもこちらからは噛みついたりはしません。

実は、オオカミが家族をとことん守るという生態だということはあまり知られていません(一匹オオカミ、送りオオカミは、群れを離れて家族を探すまでの若いオオカミのこと)。

そうなんです。
オオカミは家族(仲間)思いです。家族の絆だけで生きているといっても言い過ぎではないかもしれない。


家族思い
裏を返せば家族の身に危険が迫った時には、相手を「ギッタギタのメッタメタ」にできる鋭い牙と情意を持っているということ。家族を守るためなら、どんなことをしてでも相手を遠ざける。激しい攻撃も厭わない。オオカミ以外にそんなことのできるのはジャイアンとかっくんくらい……という話をしてみようと思います(そうなの?)。


外国人技能実習生

農業、漁業、建設、食品製造などの地方にある事業所では、高齢化・過疎化・人口流出などに伴い、人手不足が深刻化している。そこで国は「技術移転による国際貢献」としての外国人技能実習生を受け入れる、としている。

技能実習は、「国際貢献」

外国人技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。

平成28年11月28日に公布され、平成29年11月1日に施行された「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(技能実習法)」に基づいて、新しい技能実習制度が実施されています。

〈技能実習法〉第3条第2項
「技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない」
                     厚生労働省HPより

特定技能は、「労働力の確保」

新在留資格(新しい技能実習制度)
中・小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため、生産性向上や国内人材の確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れていく仕組みを構築することである。

〈特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方針〉
                     首相官邸資料より                 

あれ?

〈国際貢献〉と〈労働力の確保〉……


ん?


「技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない」と法律で定めて始まった制度だったけど、「日本人は働いてくれないから外国人を即戦力にしていいよ」という話。

そうなの?


日本の制度に翻弄される外国人

家畜や農作物が大量に盗まれたという事件が起き、十数人の外国人技能実習生が逮捕された。

多額の借金を抱えながら、現在40万人以上の外国人がこの制度を使って日本で生活している。外国人技能実習生が、劣悪な環境、不当な労働条件で働いていると外国人技能実習生は被害者であるというニュース。

でもちょっと待って。
40万人全員が犯罪に手を染めなければならない環境にいるわけではない。


実録

外国人技能実習生のもうひとつの生態
外国人技能実習生を20年近く前から受け入れている事業所に、ぼくは〈出稼ぎ〉に来ている。そこで目にしたものは、ニュースになっている外国人とは立場が逆の優遇されている技能実習生と、気をつかう事業所(受け入れ事業所)との関係の歪みでした。


国が定める制度が現場ではうまく活かされずに、受け入れ事業所が疲弊している様子を目の当たりにしている。

外国人?
技能?
実習?
労働?

そもそもニュースになるこれってなに?!

外国人技能実習生のカネの事情

外国人実習生に話を聞くと、日本の技術を学び、日本で暮らした経験を自国へ持ち帰って活かす、日本語を覚える、などということは全く考えていなかった。技能・技術そして知識を身につけて、母国に持ち帰り活かすという考えはなく、出稼ぎ、仕送りためだという。

借金(100万円以上)をしてまでも日本にやって来る理由
それはズバリお金。数年働けば自国の数倍は稼ぎ、借金はすぐに返せる。

まじめで勤勉な東南アジアの外国人技能実習生という触れ込みも手伝い、人手不足に頭を抱える日本の事業所にとっては分かりやすくありがたい存在。受け入れから一年くらいはお互いに良好な関係で実習は進んでいくという。

もう一度、確認。

〈外国人技能実習の基本理念〉
・技術移転による国際貢献
・経済発展を担う人づくり


実習生は出稼ぎ労働者

新在留資格の〈特例技能〉の目的は、従来の制度では解決できない慢性的な人手不足による「労働力の確保」を可能にすること。でも〈外国人技能実習制度〉という名称はそのまま。現場には、実習生と呼ばれる出稼ぎ労働者である外国人が誕生した。この矛盾しわ寄せが、現場に来ていた。

外国人技能実習生は一年を過ぎた頃から、従業員の指示に従わなくなり、自分たちのルールで作業をはじめる。徒党を組んで指示を聞かないなどの問題が浮き彫りになってくる。

しっかりした住居も準備され、給与その他もろもろの待遇は、日本人従業員と同等かそれ以上に優遇されているにもかかわらず、クレームが絶えない。

「給料が安い」
「部屋が狭い」
「家賃が高い」
「日本人のあいつが嫌い」
「残業をさせてくれない」

そもそもどうしてこんなことに?
プライドの高い国民性の問題という声もある(ネット上で散見)。でもこれは、実際現場で起こっていたことは、制度に頼らなければ存続できない事業所の弱みに付け込んだ立派な脅迫だった。つまり、自分たちがいなければ仕事が回らないということを知っている外国人技能実習生のもうひとつの顔。

被災地での経験との類似点

東日本大震災の被災地支援で起きたことを思い出した。2週間の日程で東北へ支援に駆けつけたチーム内で起きた出来事の話をしたい。

長期滞在をするチームの拠点として、被災した地元の方々のご好意で大きな一軒家を提供していただけた。被災地で雨風を凌げるありがたい環境の中、チームの支援者から、その待遇、環境にクレームが続出した。

「トイレが汚い」
「寝室に虫がいて眠れない」
「ちゃんとした食事がない」
「プライバシーがない」
「やりたい支援とは違う」


クレームの類似点。

被災地支援の基本理念は、必要とされることに対して今ここで必要な支援をさせてもらうこと、だったはず。
ーーーーーー
外国人技能実習の基本理念は、自国に持ち帰るための技術経験を今ここで学ばせてもらうこと、だったはず。

ボランティアと実習生の生態が、とてもよく似ていることがわかる。

外国人技能実習生と長期ボランティアの負の共通点
実習生やボランティアは、外国と被災地という未知の環境で、自分の身を守るために普通を装うために、自分たちの常識を持ち込んでしまう。それは新しい環境に適応できない自分を擁護するために、目の前にある環境を責め立てることで変化(新しい環境)を拒絶していた。だからといって、これらを個人の弱さだと切って捨てて解決する問題ではない。


慢性的な人手不足に悩まされている実習実施者(受け入れ事業所)

「注意をしても、指示を聞かなくなった」
「強く注意をして、辞められたら困る」
「ストレスになるから、言いたくない」
「仕事さえしてくれれば、それでいい」
「本当は、我慢の限界を超えている」

事情という縛りにがんじがらめの受け入れ現場。強く言えない事情。その様子を見ていると、ビシッといえばいいのにと歯がゆくなることもある。

外国人技能実習生と事業所が悪いのか

〈制度の限界〉が生んだ〈実習実施者の限界〉

ここまで実録として、現場で起きているひとつの例として、実習生が虐げられているという問題とは違う視点で実習制度を見てきた。ここでいえることは、現場で働く誰一人として楽しく仕事をしていないということ。

外国人材を適正に受け入れ、共生社会の実現を図ることにより、日本人と外国人が安心して安全に暮らせる社会の実現に寄与するという目的を達成するため、外国人材の受入れ・共生に関して、目指すべき方向性を示すものである。 政府としては、条約難民や第三国定住難民を含め、在留資格を有する全ての外国人を孤立させることなく、社会を構成する一員として受け入れていくという視点に立ち、外国人が日本人と同様に公共サービスを享受し安心して生活することができる環境を全力で整備していく。
      ー外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策より

制度が現場に求めているのは「コミュニケーションを円滑に」というぼんやりした指針のみ。ああしなさい、こうしなさい、いやそうじゃなくてこうしなさい……というような決まり事が、パンフレットには丁寧に書いてある。

生活のルール
余暇の過ごし方
地域活動への促し
……その他諸々

〈人づくり〉としてこれらをちゃんとやってください、と。

ムチャなんです。

受け入れ事業所は、制度の中では〈技能実習責任者〉、〈技能実習指導員〉、〈生活指導員〉を置くことが決められているけど、外国人技能実習生を出稼ぎ労働者とみなしている事業所に求めるのは難しい。だってそもそも人手不足でてんやわんやなんだから。そして人を育てるという技術も知識もない。その上、我慢をしながら受け入れているという事情もあって、人材育成に向ける思いはあっても体力も気力もない。


「もう二度と、〇〇人は受けない」

人手不足の解消のために手を出してしまった外国人技能実習制度が招いたことは、お互いの疲弊と文化の違いによるあきらめ。これが現場のホンネでした。

外国人技能実習生を労働力として受け入れている事業所では、制度で言われている教育まで手が回らない。人材育成をしたくてもできない。それでも日本の事業所は、本当に上手にうまく実習生と関係を持とうとしている。日本の常識を理解しようとしない実習生を相手に、我慢して辛抱してやり過ごしている事業所は少なくない(もちろん、制度に助けられている事業所もある)。


日本の問題は、日本の僻地(地方)からはじまっている
外国人労働者は、これからますます増加する。
そして受け入れるしかない選択肢のない、制度に翻弄される事業所も増える。それが人口減少などの地方の問題と重なり、問題が問題を生んでいく。

この小さな町で起きていることが大きな社会課題であることには違いない。


ニッポンの制度が人種差別を誘発している?!

それぞれの立場に事情に言い分に
本当はなんの罪も悪意もない、本当は愛と希望の経験を夢見て日本に渡ってきた外国人技能実習生。そしてそれを受け入れ労働力を確保すればそれでいいだけのはずだった日本の事業所。その間を引き裂いた張本人は、国の制度。

制度が差別を生んでいる
人種差別をはじめていたのは、制度そのもの。
そんなつもりはなかった、は言い訳にならないほど、事業所の藁をもすがる思いがギッタギタのメッタメタに引き裂かれ、それでも波風を立てずにやり過ごし、事業継続のために平穏を修復するような毎日がそこにはあった。本来なら、ただ手を貸してほしいという思いだったにも関わらず……。

あやまちを直す制度
はじめてしまった人種差別を生むしくみ。制度としてしくみとして、はじめてしまったものは仕方がない。これをどう収めるのか。ぼくたちも一緒に考える必要がある。


陽気なオオカミのぼくが目にした社会

ギッタギタのメッタメタは、ジャイアンの名言。
仲良くしている小学生の男の子に、「好きなドラえもんのキャラクター」を聞くとジャイアンという答えが返ってきた。

「映画『ドラえもん』の中でのジャイアンは、のび太をたすけて寄り添う感じがいつもとちがっていい」

ぼくは友人の仕事を手伝うためだけに、出稼ぎ労働者というはっきりとした役を持って友人の家業を手伝っている出稼ぎ先が問題を抱えていたとしても、それはそれこれはこれと割り切って手伝うこと以外に口出しするつもりはなかった。それが出稼ぎ労働者として、自分の身を守るものとしての最低限の決まりごとであり処世術。

にもかかわらず、〈外国人技能実習生〉と〈ニッポンの制度〉という友人を困らせる対象がぼくの前にツートップで現れた瞬間に、いつもは奥の方にしまっているギッタギタのメッタメタのスイッチを、押すことに、なった。友人たちが困っていることをいいことに……気がつくと「ふざけんなこの〇〇人!」とか「〇〇に帰れ!」とか散々差別言葉を叫んでました。うぅ、くるしい……(はずかしい、だいぶ反省)。

実習生だろうが出稼ぎ労働者だろうが受け入れ事業所だろうが、そこには人間がいる。どこにいてもどんな立場だとしても、人が人として生きていけるための問いかけや努力は続けたい。そのためには国や制度をあてにしすぎず、できることからはじめたいと思う。介入しなければいけないこと必ず出てくる。
それはそこに人間がいるから……。


おしまい


いや、ちょっとまった!

このままだと、なんの話だかわかんないのでもう少しだけ、受け入れ事業所の前向きな事情を紹介しておきましょう。

「本当は外国人ではなく日本人に働いてもらって、事業の環境を整えたいと思っている」と話してくれました。でもその方法が見つからない。

地方の人口流出、過疎化は、止まらない。止めることはできないまでも、その流れを緩めることはできそう。この一連の外国人技能実習制度の問題が、他の労働力確保の方法を考えるきっかけになるのかもしれない。

地方創生の失敗と労働力不足

「東京圏の転入超過数をゼロにする」という目標を掲げ、国・地方自治体がそれぞれ地方創生戦略を策定したにもかかわらず、東京圏の転入超過は増加傾向にあり目標は達成できなかった。地方でも深刻な人手不足になっているにもかかわらず、東京圏企業の積極採用の影響もあり、2018 年には2014 年に比べ29の府県で転出超過が拡大し、その間、東京圏の転入超過数は24.7%増加した。
『日本総研〜地方創生再考シリーズ』より

ほら、やっぱりね。

これまでの 4 年間を振り返ると、各市町村それぞれの取り組みにもかかわらず、必ずしも移住者の獲得を目標通り達成できたわけではなく、転出超過が拡大した例の方が多い。そもそも東京圏の転入超過を5年でゼロにするという政府の目標設定には無理があり、各地方自治体がそれに振り回され、消耗戦を余儀なくされた面は否定しえない。
『同、地方創生再考シリーズ』より

これは世界中にCOVID-19(新型コロナウイルス)が蔓延する前の地方創生戦略。でも今は、ダメだった5年を振り返りつつ、次の5年の戦略ははじまっている。〈ニューノーマル〉や〈アフターコロナ〉と呼ばれる明日の戦略を考えるとき、遠くにもいけないし今までのような助けも当てにできない。

どうする?

・たとえば、今あるものや身近にあるはずの埋もれている何かを見つける。
・たとえば、今まで外に頼んでいたことを内に頼んでみる
・たとえば、今まではあちこち目がいっていたけど、そろそろ隣の人を訪ねてみる。
・たとえば……

いろんなものに引っ張られないように、もっとシンプルにできること、たくさんありそうだ。

ホントにおしまいっ!!



【付録】

差別ってなんだ?

世界人権宣言
・第二条 1 すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。


人種差別撤廃条約(あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約)
第一条 『人種差別』とは
人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう。


歴史
・人種差別という概念は、古代ギリシア・ローマには存在しなかった。
・中世ヨーロッパでも、人種の違いは重要ではなかった。
・大航海時代以降は新大陸を発見したヨーロッパ人が、労働力(綿花畑)としてアフリカに住む黒人奴隷を使役。


非科学
・科学的な立場から人種を差別した最初の人物だったサミュエル=モートン医師(19世紀前半。ダーウィンよりも南北戦争よりも前)
・人類は異なる起源をもつ五つの人種から成ると主張

その結果順位と総評……
・人種階層の頂点は最も頭蓋骨の容積の大きな白人。知能が高い。
・東アジア人は教育を受ければさらに賢くなる余地はあるけど、白人より劣る。
・東南アジア人
・アメリカ大陸の先住民
・最も低い位置に置かれたのが黒人

↑サミュエル=モートンの頭蓋骨コレクション
左から、米国の黒人女性、米国の白人男性、メキシコ先住民の男性、中国人女性、マレーシア人男性。

人類学 / 海外
〈人種〉は、肌の色や髪質など身体的特徴で人間を分類する概念
・人間には人種の数にはおさまらない何千もの文化的多様性があり、それは生理的身体的特徴とは無関係である。しかもその文化の差異は「分離」の結果ではなく、緊密な接触のなかで「分化」してきた(仏人類学者レヴィ=ストロース )

人類は〈ホモ・サピエンス / Homo sapiens〉一種
地球上には、地底人とかマーメイドとか小人とかラピュタとかといった、
ホモ・サピエンス以外の人類がいないと仮定した場合の話。

人類学 / ニッポン
・犬やキャットだって差別している(国立遺伝学研究所 斎藤成也教授)
差別のメカニズムには、生物の自己保存本能がある。進化の過程で、襲ってくる敵(捕食者)から逃れるために、目や耳といった感覚器官を発達させ、常に小さな違いを探すようになった。
・感覚器官を使い、差別しながら子孫を残す相手を選ぶ。

差別は無くせないけど減らすことはできる

・国籍による差別をなるべくなくすよう行動したり、男女差別につながる言葉を換えたり、「なくならないからこそ、少しずつ減らしていくことが重要だ」

ーーーーーー
「違いを否定するのではなく、尊重し、人のつながりをつくることが求められている」(ゴリラの第一人者 山極壽一さん / 京都大学前総長)
・ゴリラは所属する集団をいったん離れると、戻ることはできないけど、人間はいくつかの集団を渡り歩いた後、再び元の集団に所属することも可能。
・集団で生きるには、信頼を得るために「自分はこうだ」というアイデンティティーをつくる必要がある。信頼が弱ってくると、「外部に敵をつくり出して、自分たちの集団のつながりを強化することが起きる」

↑自己肯定感、自分の身を守る(そこからくるマウンティングという)行為そのものが差別ともいえるかもしれない。

アルベルト=アインシュタイン
”Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18. ”
「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいうんだよ」
-Albert Einstein

↑コレクションの押し付け!

人種という概念そのものが誤解
ヒトゲノム計画

「人種とは社会的概念であって、遺伝的にも科学的にも根拠がない」(DNAの配列決定の先駆者クレイグ=ベンター)

外見上の分類は無意味
DNDの遺伝情報の、ちょっとした違いでしかなく、外見上の違いは偶然の積み重なりにすぎない。肌の色は祖先が太陽光にどう対処したかということを反映しているだけで、それ以上に大きな意味はない。

↑動かぬ根拠よりも、ぼくたちを強烈に操作してくる社会ってなんだろう。

『Two Shot』 / THE HUMAN BEATS

君と僕の 
違うところを
尊敬し合いたい

僕と君の
同じところを
大切にしていたい♪

↑防御と攻撃のやりとりから、互いを尊敬する関係になれますように。


陽気にいこう、ガルル♪