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なぜ本なのか、なぜ書店なのか

2014.1.10 の日記です。

私は大学を卒業して就職する時から一貫して、本や書店、あるいは本のある空間全般に携わりたいと思ってきました。

でもその空間自体に携わるために、敢えて出版業界から離れた時に、
ふと思ったのです。
私はなぜ本にこだわっているのか、なぜ書店にこだわっているのか。

話せば長くなる熱い想いがあるのですが、それをいったん置いて自問自答した時にハッとした感情を見つけてしまいました。

「実は、別にどうだっていいのかもしれない」
仕事にするのを諦めたって、私は死ぬわけじゃない。
他のいろんなことを仕事にできる可能性だってある。

それに、出版業界や書店界隈でも優秀な人や新しい取り組みをしている人はたくさんいて、別に私ごときが携わらなくても、なるようになる。きっと結果として良くなるんだろう。

世の中には、「それじゃなければいけない明確な理由」なく働いている人もたくさんいると思うんです。たまたま、紆余曲折あって・・・。もちろん他にも候補はあるけど、今ここで落ち着いてるから、必要以上に見つめ直すつもりもなくて・・・。
何とか自分なりに仕事をこなせていて、それなりに充実感があるのなら、理由なんてどうでもいい気もします。





こうして、それまで信じていた明確かつ熱い理由に、何度か冷や水をぶっかけたり蓋をしたりしてみました。
けれども、それはしぶとく、くすぶり続け。
もう一度、チャレンジするしかないなと思う2024。

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