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ランユー、おまえ本当に可愛いな

この映画観たいなーと思っていてマイリストに登録していても、いざとなって暇な時には観ないものですよね。マイリストが把握できないくらいの量になっている。

昨夜眠る前に何か観たいなとWOWOWオンデマンドを開いた。マイリスト開いてもいまいち気分に合う映画がない。そんな時にマイリストに登録する前触れもなくおすすめに現れたこの映画。

「ランユー」



正式日本タイトルは「藍宇 〜情熱の嵐〜」みたいです。古い映画のように思えるが2001年制作。それを古いと思わない世代になっているのかもしれないけれど、そこまで古くはなさそう。2時間もないので観ちゃおうと気軽に再生…

するんじゃなかった!!!!

良い意味でこんな気軽に観る映画じゃなかった!!!!!

1988年の北京、パンチパーマみたいなおじさんが出てくる。ハントンです。事業も好調で、羽振がいい。バイセクシャルで、男も女も大好き。
最初はおじさんだらけなのですが、ほんっとに唐突に現れるのがランユー。ハントンが同僚からハントンのことを紹介されるのだけど、そのシーンにはまだランユーは現れない。
視聴者はどんな人なんだろうかとわくわくする。少なくとも私は、わくわくしたよ。

そのままお持ち帰りしたのか、ホテルのシーンで突然現れる上半身裸のおっさん(ハントン)とランユー。

ここで登場。

え???この子がランユー????
芋感がすごすぎて、何が起こったのかわからなかったが。
か、かわいいな?????

ランユー場面カット(映画ナタリー)

そのままいつのまにかやっちゃってたんだけど、このシーンまだ映画開始10分とかなんですよ??は、はやない???
※最後まで観た感想ここで書くかって話なんだけど、この映画予想の5倍速くらいの速さで物語が進むので忙しい現代人にピッタリです。

苦学生ということもあり肋骨も浮き出るランユーに対して、毎晩酒を飲み豪遊しているゆるゆるの身体のハントンがなんともいえないよ。
ただこのシーン、本当に全裸なのでモザイク処理がされているのですが、なぜか白いモヤで光ってるんですよ。

「これ!同人誌で見たことあるぞ!!」

の感想しか出てこなくて全然集中できなかった。

というかこのシーンだけ10回くらい巻き戻した。
ランユーの美しさと、エロさも凄いんだけどどうにかしてこの白いモヤを透視しようと真夜中に四苦八苦した。

その夜から4ヶ月後、街でばったり会う2人。この時、ランユーにとってハントンがとてつもなく大きな存在になっていたことを表情で読み取れる。一方でハントンにとってはまだただの学生なわけだ。ハントンは今夜の暇つぶしを見つけたくらいにしか思ってない。
ランユーにとっては、心臓が飛び出そうなくらい嬉しくてたまらないのに。会えない日々を数え、昨日で4ヶ月だよとまで覚えてる。こういうところが少しずつハントンにとって積もっていく存在なったんだろうな。

ここまでで、まだ開始10分も経ってないのよ。
ですが、書くのも疲れたので感想はここまでにして、少しづつ書き増やしていこうかな。

というのも、あまりにもその先の物語については、このnoteを読むより観た方が早いし、速い。
5分ごとに数日、数年、平気で変わるので全く飽きることなく、観れます。

とにかく総じてランユーが美しくて、健気で、繊細で、彼から目が離せなかった。
とにかく可愛いんだよ、表情が。
笑う時も、泣く時も、全部可愛い。
まつ毛がふさふさなの。
あと唇かしら。

そんな彼にハントンも心奪われていたんだろうな。おじさん、私もそうだよ。

ランユー場面カット(映画ナタリー)

ハントンには最低だなと思うところがたくさんあって、ランユーが不憫でもあるのだけど、愛ってそういうものよね。
たとえ救われることがなくとも、何度でも巡り合ってしまう。

以上、白いモヤが脳裏から離れなかったという感想でした。
是非ご覧ください。




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