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Youtuberは自分の理想を投影させる対象ではない

私はYoutubeをよくみる。スマホやPCでみることもあるが、一番お気に入りのスタイルは自宅の巨大テレビに、Chromecastを接続し、スマホからテレビにストリーミングさせてみるスタイルだ。スマホで何か別のことをしながらYoutubeをみれる。非常に快適なので、導入していない人は是非試してほしい。


話を戻す。「Youtuberは自分の理想を投影させる対象ではない」

最近こんな動画をみた。

「エミリンチャンネル」

27歳の大松絵美という女性が、日常を通して自分の思っていることを視聴者に語りかけるスタイルのチャンネルだ。いろいろな企画がおもしろい。あまり人と話すことが少ないので、「人ってこう思って日々生活してるんだ」ってダイレクトに感じられるチャンネルなので非常に好きだ。自分の素直な考えをしっかり語ることができる上にお喋りも上手くて羨ましい。

そんな大好きなエミリンチャンネルが、何故だか炎上してしまい、最近復帰した。

「ヒカルさんに叱られました。」の3:23~で、エミリン自身が痩せますという宣言をしておきながら、ほんとに痩せる気はあるのか分からないというクレームを視聴者から受けたようだ。

「発言に一貫性がない」らしい。

視聴者に自分の主張をいちいち意識的に自己表明する必要はない。YoutubeはYoutuberの日記ではない。

Youtuberが痩せます宣言したって、人間なのだから、そりゃたまにはご飯食べたくなるだろうし、仕事が忙しければダイエットに気を回す余裕だってなくなるだろうし。

エミリンはUberEatsが大好きなので、あんなに食べてた人がダイエットするって決意したのもなかなかの心境の変化だ。

ダイエットやめたきゃやめればいいし、そんなこといちいち報告しなくていい。我々視聴者は監視員ではない。

発言の一貫性のなさを吊るしあげる視聴者は、どういう心境なのだろうか。

1.自分自身が発言の一貫性がない

他人に厳しく、自分に甘いというやつだ。きっと自分自身が発言に一貫性がないのだろう。

2.勝手に裏切られた気になる

アイドルの恋愛スキャンダルと感覚は似ているのだろうか。自分の崇拝対象だから、きっと完璧に目標達成してくれるという幻想を抱いているのだろう。自分の思い通りになる人間なんでいない。社会で働いている多くの人が苦労している人間関係。ストレスを感じる原因は「自分の思い通りにはならない」ということだ。故にイライラするのだ。思い通りにはならないんだから、自分の好きな人が自分の好きなように自分のスタイルで動画あげればいいよね。


考えれば考えるほどよく分からないけど、とりあえず気に入らないなら動画みなければいい。こんなにコンテンツが存在する世の中で自分で敢えてその動画をみようという選択をしているのだから。

私はエミリンが好きなのでこれからも動画をみる。

この動画は控えめにいわなくても頭がおかしい(褒めてる)


知識を増やして、穏やかに生きる糧にします。