作家・小山田浩子さんが選ぶ《広島に気づく10冊》(No.1011)
考える人 メールマガジン
2023年6月1日号(No. 1011)
作家・小山田浩子さんが選ぶ
《広島に気づく10冊》
G7サミット開催で世界の首脳が集い、注目を集めた広島。
この街に生まれ育ち、現在も暮らす芥川賞作家・小山田浩子さんに、被爆し復興した都市であると同時に他の様々な面も持つこの街の多様な顔に「気づく」ための10冊をご紹介いただきました。
対談 今井むつみ×高野秀行
言葉は「間違い」の中から生まれる
「言語はジェスチャーゲーム(言葉当て遊び)のようなものだ」という画期的な見方を提示して話題になっている『言語はこうして生まれる』(モーテン・H・クリスチャンセン、ニック・チェイター著)。
本書にいち早く反応したのが辺境ノンフィクション作家の高野秀行氏。世界の辺境を訪れて25以上の言語を実践的に習得してきた経験を『語学の天才まで1億光年』として昨年上梓した高野氏は、自らの言語観が本書と非常に近かったことに驚いたといいます。
そんな高野氏の言語習得にかねてから注目していたのが慶應義塾大学SFC教授の今井むつみ氏。本書の原著者とはお互いの研究に刺激を受けてきた仲で、共通するテーマに取り組んだ『言語の本質』を出版、話題になっています(秋田喜美との共著、中公新書)。
この度、高野氏と今井氏の対談が実現。3冊の本を題材に、言語について縦横に語り合いました。
前篇 AIは「ジェスチャーゲーム」を知らない
後篇 オノマトペから言語が発達した?
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前篇 「母親」×「後悔」という組み合わせのタブー
■3位 村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」
後篇 わたしたちはもっと本音を言ってもいいんじゃないか?
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