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直筆イラストも!松原始『カラスは飼えるか』サイン本プレゼント!(No. 859)

考える人 メールマガジン
2020年4月2日号(No. 859)

人気連載「カラスの悪だくみ」が単行本に!松原始さん『カラスは飼えるか』サイン本プレゼント!

「考える人」で連載していた松原始さん「カラスの悪だくみ」が、『カラスは飼えるか』と改題して、好評発売中です!

鷹の速さやフクロウの平たい顔の秘密、恐竜との関係や天候不順にどう対応しているかなど、身近な鳥の秘密に迫りつつ、案外とヘタレで弱気なのに悪賢いと思われがちなカラスのことを、あますところなく「カラス先生」が伝えます。カラスって、やっぱりおもしろい! カラス好き、鳥好きに贈る、愉快な一冊。〈巻末にカラス情報付き〉。

しかも松原さんがカラスのイラストを3冊それぞれ描き分けてくださったのですが……クオリティ高い!!

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刊行を記念して、松原始さんの直筆イラスト&サイン入り『カラスは飼えるか』を抽選で3名様にプレゼント。締め切りは4/10(金)23:59!

ご応募はこちらから↓

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『動物と機械から離れて AIが変える世界と人間の未来』刊行記念!
菅付雅信×山本貴光「AIを魔術化しないために」

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編集者の菅付雅信さんが各国のAI開発現場を取材したノンフィクション『動物と機械から離れて AIが変える世界と人間の未来』。

人工知能は人々の暮らしや仕事をどう変えて、未来には何が幸福と呼べるのか? 人は機械と共に進化を遂げるのか、それとも機械に従う動物となるのか――

本書の刊行を記念して、コンピューターの思想にも造詣が深い著述家・山本貴光さんとの対談が実現。AIとうまく付き合うために、わたしたちにできることは?

前編 アルゴリズム・リテラシーを高めよ

後編 コンピューターに田舎道を歩かせること

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14.妊婦はそんなことを言っちゃいけません

今回はご自身の流産の経験について書いてくださいました。

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編集長のお気に入り


◎音楽のサブスクリプション・サービス「アマゾン・ミュージック・アンリミテッド」


今回はコンテンツではなく、サービスの話です。しかも若い読者にとっては、何を今さら、という話題ですいません。

1か月定額で音楽が聴き放題という定額制音楽ストリーミング配信サービス。アップル・ミュージックやら、LINE Musicやら、Spotifyやらとあっという間にたくさんのサービスが増え、入ろうかな、と思いつつも、動画配信サービスのネットフリックスで手いっぱいだし、と手を出さずにいました。

アマゾンプライム会員なので、アマゾン・プライム・ミュージックという追加料金なしで聴ける200万曲ぐらいをときどき聴くぐらいで、ここ数年過ごしていたのですが、昨年末、ついに「アマゾン・ミュージック・アンリミテッド」という6500万曲聴けるサービスを試してみました。

「試してみました」というより「試してしまいました」という感じで、入ってみると、なかなか心地よくて、もう退会できなくなりそうですね。

会社で50歳の自分より年下の人たちと話していると、大抵、何かのサブスクには入っているのですが(なんとなくですが、iPhoneユーザーはアップル・ミュージックを使っている人が多い印象)、年上の人は入ってないという人が多い。

ということで、遅ればせながら、入ってみたら、予想外に実感としてこういう点がよかったというのをいくつか挙げたいと思います。

〇若い注目株のミュージションの曲はほぼ聴けます。ラジオなどで聴いて、ちょっと気になったミュージシャンの曲がすぐ聴けて、楽しい。YouTubeとかで検索するとのは感覚が全く違います。ダウンロードして移動中に聴くのも、いいですね。

〇昔好きだったミュージシャンのアルバムの歴史をたどったり、「これはいいや」と思って買うのをためらった(存在も忘れていた)企画盤やライブ盤、リミックスアルバムなども無料で聴けるとうれしい。また、思ったよりサブスク解禁になってないミュージシャンは少ないな、という印象です。

〇あまり興味のないミュージシャンでも、新曲解禁のニュースで検索したくなります。なんだか、CDショップの視聴機が自宅にあるみたいです。検索癖がつきました。

〇自分の中になかった「作業用BGM」という感覚が生まれました。ちょっとした資料作りなどを自宅や職場でしたいとき、たとえば、「ローファイ・ヒップポップ」みたいな音楽を流しながら仕事していると、作業がずんずんとはかどります。実は、この文章もそうやって書いてます。

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