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そもそも、気持ちとは?

わたくし、もやしの自己紹介

もやしの勤めるオルタナティブスクールは子どもがやりたいことをやる珍しい学校。3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。

そもそも、気持ちってなに?

そもそも「気持ち」ってなんだろう。
「気持ち」の定義がしっかりしていないと、なにを大切にしていいか困ってしまう。

「気持ち」とは
人の中の見えない部分。一人一人違うもの。一人一人思っていること。
外的要素で感じたことで、内から湧き起こってくるもの。

「気持ち」という言葉をどんな時に使うのか。
「今、どんな気持ち?」「あなたの気持ちを聞かせて。」「彼の気持ちが理解できない。」「ドキドキする気持ち。」「気持ちがいい。」
相手のことを理解したい時、または自己表現の時に使っている。

相手の理解や自己表現をするだけなら、「意見」や「考え」を伝え合う関係でも成り立つ。意見や考えとの違いはなんだろう。
それは、意見や考えに感情をプラスすると「気持ち」となるのではないか。

意見は頭で考えたこと、気持ちは心で考えたこと
などと表したりするが、感覚的にはそんな感じかもしれない。

感情を伴った考え。

「気持ち」を感情の伴った考え
「意見」を感情を伴わない考えだと仮定する。
たとえば、外的要因:海で遊ぶ。
気持ち(感情を伴った考え):冷たくて、寒くて、楽しくないから早く帰りたい。
意見(感情を伴わない考え):海水温が22°Cで子どもが泳ぐのには適さないので、帰った方が良い。

このように考えていくと、意見も案外大切なことに気がついた。
しかし、意見が急に降ってくることはない。誰かの気持ち、思いから発生する。

気持ちとは
外的要因によって湧き上がる、感情を伴った考え。
自分の自己表現や相手の理解を、十分にするために使われる。
(感情を伴わない意見では、十分な理解とは言えない。)

次は感情について考えてみよう。


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