子どもの言動を4つに分ける。
わたくし、もやしの自己紹介
わたくし、もやしの勤める学校は
子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。
育てにくい子の家族支援
著書「育てにくい子の家族支援」 高山 恵子
を読んで、共感した部分を
私の視点もプラスしながらお伝えしたい。
子どもの言動を4つに分ける。
子どもの困った言動を理解する。
①聞こえていないから
②分からないから
③うっかりしていたから
④わざと(意図的)なのか
に分けることができる。
例えば
「時間だから、片付けして」と言ったのに
全然片付けしないなかった。
①遊びに集中していて、聞こえていない。
②片付けの仕方が分からない
③言われたのを忘れていた。
④やりたくないから、気づかないふりをしている。
4つに分類できないこともある。
重要なのは
一つの言動を、いろいろな方向から捉えること。
もやしの見解
この4つの分類は、子どもの理解の第一歩。
分類しておわりではない。
特に「わざと(意図的)」な困った言動はすごく困る。
そんな時は
子どもの気持ちに目を向ける。
子どもの気持ち↓
「片付ける量が多いからやりたくない」
「片付けても『もっと丁寧に!』と言われるからやりたくない」
「片付けをやる意味が分からない。また散らかるのに、、、。」
その気持ちをまずは聴く。
もっと細かく丁寧に聴く。
ちゃんと、子どもの言葉が自分の体に浸透したら。
「片付ける量が多いからやりたくない」
→ハサミと鉛筆とテープを片付けて。ゴミは大人が片付けるから。
「片付けても『もっと丁寧に!』と言われるからやりたくない」
→片付けの仕上げは大人がするね
「片付けをやる意味が分からない。また散らかるのに、、、。」
→次に使いたい人が、道具がどこにあるか、分からなくなるからだよ。
思い込みがある
子どもが、わざと(意図的に)していると思い込むケースがある。
特に子ども自身もそれに気づいていない時。
大人「なんで片付けしないの!」
子ども「だって、めんどくさいもん」
と答えている子どもに
ハサミのイラストを描いて、そこにハサミを片付けることにすると
自然とハサミが戻ってくる。
考える手間がなくなったことで、できる。
子どもが「めんどくさい」と言っている
↓
「めんどくさい」から片付けをやらないと
決めつけるのではなく
4つの分類
①遊びに集中していて、聞こえていない。
②片付けの仕方が分からない
③言われたのを忘れていた。
④やりたくないから、気づかないふりをしている。
を考えてもいいかもしれない。