見出し画像

新年度のゆれ

私もやしの勤めている学校はやりたいことをやる珍しい学校
3歳から12歳の子ども達が週5回通っている。

新年度がはじまって1ヶ月がたった。
私の学校は小さな学校で
新年度だからと言って、クラス分けもない。

しかし、新入生と卒業生はいる。

新入生は新しい環境の中で、スタッフと友達と
新しい関係を築こうとする時期である。

また、在校生はこれまで絶大な存在感を示していた
6年生が卒業して
遊んでいたはずの友達がいなくなり
立場が変わり

これまたゆれる。

新入生の朝は保護者との別れから。

新入生の1年生は
保護者との別れが勇気のいる第一歩。

帰らないでほしくて、お母さんの服を掴んで離さない子。

まずは小学生のスタッフ(先生)との関係を築くことからスタート。
いっぱい遊んで、話を聞いて、気持ちを受け止めて
安心して過ごせる居場所が
ここにあると感じてもらえるように。

朝からモヤモヤ

朝からモヤモヤしてスタッフにあたる男の子
やる事がないとモヤモヤ
やりたい事がうまくいかないとモヤモヤ
遊び相手がいないとモヤモヤ

その在校生の男の子は、卒業生と仲良かった子
ぽっかり空いた心の隙間と
どう向き合っていくかを、模索しているようだった。

モヤモヤすることは悪いことじゃない
そのやりきれないどうしようもない気持ちを

時に向き合い
時に紛らわしながら

成長していく。

子どもの気持ちを大事にした教育

やりたいことをやる教育。
自分のやりたいことを実現していく教育には
子どもの気持ちはとても大切。

安心して過ごせる場所
安心できる仲間(子どもも大人も)がいるからこそ

自分のやりたい事が湧き出てきてチャレンジできる。
新年度はそんな子どもの気持ちを
大切に過ごす日々である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?