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失敗を、自分ごととして考える。

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤める学校は
子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。

・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う

を大切に記事を書いていきます。

今日は待ちに待ったボウリング。

わたくし、もやしの学校はやりたいことをやり続けている。
しかし、今日1日ではどうしてもできないことが出てくる。
特に年齢を重ねるうちに、視野や知識が広がり、やりたいことの幅が広がってくる。
するとより大きなやりたいことを計画するようになる。

と言っても今回のやりたいことは「ボウリングに行きたい」
少し躊躇する思いはありつつ、子どもの計画を進め、実行するまで至った。
躊躇した理由はこの記事で↓


ボウリングにいく当日。朝からワクワクで登校してきた子ども達。
準備を済ませ、持ち物を持っていざ出発。
学校から車で30分。
車内は大盛り上がり。ワイワイ叫びながら、あっという間にボウリング場に着いた。

ところが、雲行きが怪しくなる一行。
チェーンがかけられて、駐車場に入れない。
入り口には壁紙が貼られている。
『営業時間の変更。今日の営業時間は12時〜』
私たちが到着したのは10時。今から2時間後に開店。

落胆しながら帰路に着いた。学校で緊急作戦会議。

今日もう一度開店時間に合わせていくことにした。
スケジュール変更。それに伴って、料金も変更した。

自分ごと、人のせい。

「ボウリングできないかも」となった車内。
計画を進めていた男の子がすごく落ち込んでいた。
周りの友達はそれをみて。
「誰のせいでもないよ。大丈夫。」と声をかけた。
それを聞いて、「そんな言われると余計に泣きたくなる」と言っていた。
その真意は優しくされて嬉しくて泣きたくなった。とも捉えれるが
こんな捉え方もある。

もし、開店前に着いた時に
「なんでちゃんと営業時間調べてなかったんだよ!」と言われていたら
「お前だって調べろよ!」と思ったかもしれない。

しかし「誰のせいでもないよ。大丈夫。」と言われると
「自分がもっとこうしていれば」と後悔から泣きたくなったのではないか。

これは人のせいにしている行動→自分ごととして考えられている。

なんでも、人のせいにしている間は自分の成長は止まってしまう。
原因が他にあったとしても
その時に自分ができることはないかと考えることが大切である。
それが周りの子ども達の言葉掛けによって、促された。

ホームページやTwitterの情報だけでなくて、今度は電話で確認しよう。
と心に刻んだ男の子。
電話嫌いの男の子の行動が、変化するのか楽しみだ。

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