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泣く子ども、大人はどうする?

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤める学校は
子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。

・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う

を大切に記事を書いていきます。

子どもは泣く

子どもが泣く。

転けて怪我した。
友達におもちゃを取られた。
お母さんに会いたくて。

どれも子どもにとっては一大事。

大人は、どうにか泣き止ませたい。
あれやこれやと試行錯誤する。

泣き止まなくたって、それでいい。
気持ちに寄り添い、子どもが自分で立ち上がり、歩出すのを見守ればいい。

自転車で転けた

放課後、公園で自転車を乗っていた男の子が
石ころにつまずいたのか、泣いている。

それを、聞きつけ子ども達や大人達が集まってきた。
「どうしたの?」「大丈夫?」「痛そうだね」
と心配そうに声を掛ける。

泣いてた子どもも、少し落ち着いたのか、泣き止む。
治療をしようと傷口を見ると、また痛さを思い出し泣き出す。

それを見ていた大人が
「傷が小さくて良かったよ〜。もっと大きかったら大変だよ」と一言。

それを聞いて、より大きな声で泣き出す男の子。

大人の心理状態

子どもを早く不安から解放させたい。
と同時に
大人自身も「不安から解放されたい」と、思っているのではないか。

子どもの泣き声は
大人をイライラさせたり、不安に感じるさせることはよくある。
子どもの気持ち聞いて、そばにいるだけで良いのに
声をかけずには、いられなくなる。

まずは大人自身が自分を感じる。
「子どもの不安な気持ちを受けて、自分も不安になっているな」
「小さなことで泣いてアピールしてくる子どもに、イライラしているな」

自分の気持ちに気づいて、客観的に捉えられることで
冷静に子供と関われるようになる。

不安や怒りの気持ちを感じた時

深呼吸や少し場を離れることで、気持ちを落ち着かせる。
「男は泣くべきじゃない」などの固定観念にとらわれない。

不安や怒りの気持ちを共有しながら
緩やかに捉えることで

子どもも大人も少し気持ちが楽になる。

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