絵本の読み聞かせ中に座っていられない子...?!

年長クラスから飛んで今年度は1歳児クラスの担任となりました。

私、実は保育士経験年中、5回1歳児の担任をしています。幼児より乳児の経験の方が圧倒的に多いんです。(だからなんだって話ですね。笑)

だいぶご無沙汰だったnoteですが、久しぶりに開いて伝えたいのがコレ。

『絵本の読み聞かせ中に座ってられない子』

一見重いような話ですが。 
1歳児担任になると必ずと言っていいほど「うちの子っていつも座れてないですよね。大丈夫なんでしょうか?」という相談をされます。
たまたまお迎えの時に見かけたりするんですよね、我が子が座っていない姿を。

※今回の話は、1歳児(2歳前から2歳になった頃)の話です‼︎

※年齢によって、「大丈夫なのでしょうか?」という問いへの返答は変わってきます!!!!

他のお子さんが座っている中、我が子だけが歩き回っている。
しかも、その現場を何度も見かけている。
心配になるかと思います。

でも私はこの場面のみを切り取って、この子は障害があるとは判断できないですし、判断もしないです。

じゃあどこで判断するか。なぜ座っていられないのか。
まず大前提として、
1歳前半から2歳前くらいまでは、歩けるようになって歩くことがとにかく本当に本当に楽しい時期です。

そりゃそうです‼︎
今まで這い這いでしか移動できなかったのが、歩けるようになって、簡単に行きたい所へ行ける。
小走りだってできる、追いかけっこだってできるようになったんですから。
楽しいに決まってます。

そして、

なぜかという問いへの2つ目の答えが、子どもはこの頃からすでに
大人に注目してもらいたい!見てほしい!という思いがある。
コレです!
だから、みんなが座っている時間にわざと歩き回って〝みてみてー捕まえてー〟とやりたいのです。

そしてもう1つ理由があるとすれば、ただ単にその話がつまらないから、あきたから、ですかね。

この時期の子どもの集中力は短いのが当たり前です。
長く座っていられなくてもそれが普通です。
大人も本気で集中できる時間は15分と聞いたことがあります。
それなのに、子どもに求めるのは難しいですよね。

実際に保護者の相談にも、ここに書いたように答えています。ですが、保護者の方々はこの話をしても不安は拭えぬようです。それもそうだと思います。我が子のことですから。

けれど、1、2年経って、我が子成長によってその不安は解消され、「そんな相談もしましたよね〜」なんて思い出話になることがほとんどです。

なので、この記事を見たお母さんの不安が少しでも減っていたら嬉しいです!




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