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お金がこわい vol.1|ビジネス・エコノミクス 第2版、くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話

今年の目標は、お金への苦手を克服することです。

僕はお金のことを考えるのが苦手です。
自分がどれだけ稼いでいて、どれだけ貯蓄していて、どれだけ消費しているか、そういったことをあまり意識せずに20数年生きてきました。無関心というよりは、できれば意識したくないと思ってきました。

自分にとってお金は、何か特別なもののような、腫れもののような、自分のヒエラルキーが目の前に立ち現れてしまうもの。付き合いたくないけど、付き合わざる得ないような存在です。

僕の友達は、高い機材を買ったり、マンションを買ったり、大きなお金を使い、良いものを買って長く使っています。上手にお金を使って、投資をする。それも僕ができていないことのひとつです。

今でも思い出すのは、中学一年になりたての頃。電車通学になり、人生で初めて学校帰りの買い食いをしました。小田急マートでコロッケを買うために、まず親に電話をしました。」コロッケ50円なんだけど、買ってもいい?」僕には50円硬貨1枚でさえ、とても不自由なものでした。

お金は"自分"のものではない。必要以上に使うことはよくない。自分に相応の価格から超過してはいけない。12歳のこの感覚の延長線上に、今もいるのだと思います。わざわざ連絡をよこしたことに親は笑いながら快諾したし、今でも稼いだお金を自分で使うことに誰も文句を言いません。それでもまだ、夜中に隠れて楽器を弾くように、どこかビビりながらお金を使っている気がします。この恐れは一体何なのだろう。

これまで蓄積してきた自分のお金へのコンプレックス、社会人になっても変わらぬ貨幣経済への知識不足。自分の経験の根深いところに、恐れの源はある気がします。そして、とにかく圧倒的に理解が足りていないのです。お金とは何か、お金と自分の関係とは何か、知ることで、価値観の凝りをほどき、自由になる。自分の経済活動への解像度を上げることで、もっと創造的に、気持ちよくお金を使いこなせるようになる。これが2023年の目標です。

そう思い立って、会社帰りに、GINZA SIXの蔦屋でまずは本を2冊買いました。世の中の体系的な経済の見方と、投資という価値観について。

ビジネス・エコノミクス 第2版 伊藤 元重 https://www.amazon.co.jp/dp/4532323800/ref=cm_sw_r_tw_dp_0WMVSXAZQN8X23X33ZEK

くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 ヤマザキOKコンピュータ https://www.amazon.co.jp/dp/4907053401/ref=cm_sw_r_tw_dp_7E3QS2JTJPFM7CKQMVG7



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