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"有事"に、僕らができること。不都合なリアル。

🎍2024年になってもう1週間が経ちましたが、あけおめです。

今年は正月早々、ショッキングな事件が立て続けに起きていて重々しいですな。。
なんか、2024年はとんでもない暗い一年になりそうだーーそんなイメージを持ってしまっている方もいるかもですねぇ。

でも、まぁ大丈夫です。
不幸な出来事がたまたま重なっただけだし、そこには何の陰謀も存在しない。悲しみは時間が癒やしてくれます。

とはいえ。
この手のいわゆる「デカい事件・事故」があった時に注意しておいたほうがいいよなぁと思っていることを共有したいと思います。
少しでも参考になれば幸甚です。


基本的なスタンス

令和6年能登半島地震を例にします。

基本的なスタンスとして、理解しておきべきなのは「何かあったときに、何か出来る人は、実は少ない」ということです。

このような甚大災害の場合、初動が非常に重要です。
 72時間の壁
というのを聞いたことがありますよね。

72時間の壁(黄金の72時間)とは、人命救助のタイムリミットのことです。一般的に、被災後の72時間を過ぎると生存率が著しく低下すると言われているんですね。

この時間は、災害・救助のプロ達を信じるしかない。
基本、素人の出る幕はゼロです。

「彼らプロの仕事をいかにジャマしないか」ということが、僕ら素人の一般人にできる最大の援助だと言えます。


つまり、初動において僕ら一般人が支援すべきなのは、直接被災者ではなく、被災者を助けるプロの人達だということでしょう。

素人が思いつきで何かしたところで、それが大きな助けになる事はあり得ません。
それどころか、ほとんどの場合はプロ達の活動のジャマになります。

まずはそこを理解した方がよいのです。

・よかれとおもって、Twitterで拡散した情報が、実はデマだった
・よかれとおもって、被災地に千羽鶴を送ったら逆に現地でジャマになるだけだった
・よかれとおもって、現地に行って何か手伝おうと思ったら、渋滞を発生させて災害救助のプロ達の車両の到着を遅らせてしまった

こんなことがよくあるのです。

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