お花を人にあげる事は、心を送る事 の話し
今日はじっちゃんが調子が悪いので、お庭で摘んだお花を小さい花束にして持って行ったよ🌷🌸🌹🌺🌻🌼
人によっては、こんなモノ 喜ぶかしら、お店で買った大きいのじゃないとカッコつかないかしらとか思うかも知れない😊
しかし、買えば良いというものでも無いと思う。
そして、想像して欲しい。
夜に1人になった時に、テーブルの上を見て その小さな花束が見えるのと、無いのとでは、ほんの少し寂しさが違うと思わない?
そこで、23年程前にサンフランシスコでの1件を思い出した。
お友達の写真展示会のオープンに白い薔薇の花束を持って、足速に歩いていた時の事だった。
1人のホームレスらしき男性が声を欠けて来た。
信号待ちをしていた時に 彼はかねちゃんにこう問い掛けた!
「貴方に物乞いをしないので、ひとつ質問に答えてくれないか」っと。
オレ「うん、なに?」
おじさん「オレは それ程 醜いですか?」
んっ?!
オレ「なんでっ?」っと聞くと
おじさん「人々はまるで化け物でも見るような目でオレを見るんだよ」
確かに彼の肌はただれ、カサブタなども幾つか剥がれ落ちそうについている。洋服も汚れているし、綺麗とは言えない。
それにもまして哀れな感じがヒシヒシと伝わってくる。
おじさんはオレを見詰めて、答えを待っていた。
その後何故こんな事を言ったのか分からないが、
かねちゃんはこう答えた。
オレ「自分が醜いと思ってたら、醜いかも知れないね。」
おじさん「えっ」と驚いた様だった。
オレ「自分が醜く無いと思っていれば、醜く無くなるんじゃない?!」
信号が変わった。
かねちゃんは白い薔薇の花束から1本薔薇を抜いて、おじさんにあげた。
おじさんは驚いて、涙ぐんでた。
オレ「急ぐから行くね」と言うと おじさんは
「ありがとう。神様が貴方に幸運の息を振り注ぎます様に」
と言いながら、オロオロ泣いてしゃがみこんで何度もありがとうと言っていた。
お花には力が有る。
気持ちのこもった花にはもっと力が有るのだから、どんなに小さなお庭の花束でも、大丈夫、自信を持ってあげて欲しい。
わざわざ立派な、長持ちしない売り花を買うことが正解でも無いのだ。 ❤️❤️🥰🥰
考え方をほぐそう。 🌸🌿🌺🍀
心のこもった物は大きく立派なお金で買える物よりも輝く時が有る。
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