目の前のお金よりも人との繋がりを大切にする理由

こんにちは、金子尚弘（@innovator_nao）です。

税理士業の延長で「みんなで事務処理 DAY」というイベントを開催してまして、今回はそこで参加者同士の仕事のマッチングも成功しそうなんですよね。

ビジネスマッチングをして紹介料を請求する人もいると思いますが、僕は全くそんなことをするつもりはなく。

自分自身がスモールビジネスだからと言うのもありますが、人を繋げても紹介料を請求しない理由をお話ししようと思います。

目の前のお金よりも大切なこと

僕の仕事は税理士でありコンサルタントです。

クライアントのお金の話を中心にビジネスが上手く進むようなお手伝いをしている訳ですが、仕事をする中でクライアントの困り事に出会うことがよくあります。

もちろん、僕が解決できる内容であれば解決しますが、必ずしもそういう訳ではなく。

そういった時にどう対応するかですが、僕の知り合いで解決できそうな人がいれば紹介することもよくあるんですよね。

まぁ、仕事を紹介することでフィーを受け取ることはマナー違反でもないでしょうし、僕もやろうと思えば紹介料を受け取ることはできると思います。

ただ、僕はその紹介料よりも大切なものがあると思っていて

・今後、自分の仕事を紹介してくれるかもしれない

・自分が困った時に誰かが助けてくれるかもしれない

みたいなことを考えています。

これってものすごく漠然としていますし、不確実なものです。もしかしたら仕事を紹介されることもなければ、困っても助けてくれないかもしれません。

目の前のお金は使ってしまえば無くなりますが、人との繋がりって消えるものじゃないですし、付き合いが続けば信頼関係も強くなったりしますよね。

すぐにマネタイズを考えるよりも、長期的な信頼や繋がりを考えることも必要なんじゃないかな、と。

長期的なことを考えるためにしっかり稼ぐ

僕が長期的な信頼や繋がりみたいなことを考えることができるのも、目の前でお金に困ってないからなんですよね。

当たり前ですが、お金に困っていたら悠長なことを言っていられないので、長期的な話よりもまず稼ぐことが優先になりますよね。

そんな「背に腹は変えられない」みたいな状況になれば、僕も紹介料をもらうという選択を取るかもしれません。

そうならないためにも、「この分野でしっかり稼ぐ」というところで結果を出すことが必要なんですよね。

本業をしっかり固めて、シナジー効果がある第二・第三の収入を作って行く。

そして、お金にならない部分でも本業や副収入にシナジーを効かせる。

こういう戦略的な組み立てが必要なんですよね。

本業がまだ不安定という方はしっかり事業を固めることに集中すべきですし、その段階を超えた方は本業以外の活動でいかにシナジーを効かせるかを考えて頂ければと。

「とにかくGIVE」と言う人もいますが、本業が固まってなければGIVEするも何もないですから。