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【自転車事故実体験。随時更新】③会社の総務に報告〜労災認定までの流れ




©Chisato

労災認定とは?

労災保険はどんな時にもらえるのか?
(1)業務もしくは通勤によるケガや疾病による療養
(2)労働ができない
(3)賃金を受けていないという3つの条件を満たす必要

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【実体験】僕の労災認定までの流れ

  1. 事故発生

  2. 早退→病院→会社の総務に連絡

  3. 認定してもらえることを口頭にて聞く

  4. 病院、薬局にて労災認定を受けていることを言えるようになる

  5. 総務から連絡があり、事故当時の状況を詳しく説明する

  6. その情報を元に、総務が労災の書類を制作してくれる

  7. 再度、総務から連絡があり、書類制作にあたり、足りない情報を聞かれる

  8. 総務から書類が自宅に郵送される(現在ここです)

  9. 書類を受け取る

  10. 実費で払っている病院、薬局を周り、お金を回収する


労災認定されるまでに大切なこと

・とにかくまず大事なことは、すぐに病院に行って、受付で労災認定待ちと伝えること。(まずは怪我の治療と応急処置が優先)

・そして受診後、すぐに会社に連絡をして、指示をもらうことが大切だと思った。(労災認定を受けれるかどうかの情報が一番大事)

・会社にはその手のプロがいるため、全てその方の言う通りに動く事。(わからなければその都度聞く)

・病院、薬局でもらった書類、領収書等は必ずファイルにまとめておく事。(あっちこっちにやらない)

・心配で受診したい科があれば、全て受診しておく事。
(労災が認定されれば、全てそれでまかなえるので)

この上記5点は、必ず押さえておきたい。

労災は認定されても、生活は大変になる

僕の場合は、偶然奥さんが休みの日で、事故発生から家に帰るまでは一人だったが、家に帰ってからは奥さんと二人で行動できた。それがかなり心強かった。怪我が治ったら、本当にお礼をたんまりしないとと思っている。

要は、利き手の怪我は、日常生活の事が本当に何もできなくなってしまうのだ。

まず、利き手が封じられると、扉を開ける、荷物を持つ、掃除する、料理する、料理を食べる、洗濯物も干せない、畳めない。なんて、日常普通にこなしていた事が満足に出来なくなり、最低限の出来ることは全て左手での生活になった。(現在もその状態で左手生活が1週間経った)

トイレでズボンを履くのも大変。
リュックも背負えない。
勉強しようにも鉛筆が持てないので、書けない。
お風呂で体も満足に洗えない

慣れてはきたものの、まだまだ全然不便な生活だ。

これがもし、自分が一人暮らしだったらと思うと、かなり大変なことは容易に想像できる。近くに友人や家族がいればまだいいが、みんながみんなそう言った状況ではないだろうし。頼れる人もみんな普段は仕事がある。

完治するまで、「何もしない・出来ない」が精神的にかなりキツイ

早く治して現場復帰したいが、焦っても治らない。
でも、体自体は元気だから無理をしてしまう。(治りが悪くなる)
「動ける自分」を抑えるのに必死だ。

前までは朝から晩まで働いていたので、急に1日何もせずにただただ時間が過ぎていく事に「罪悪感」を覚えることも多々ある。(これが一番キツイ)

ただ、もし事故が起きてしまった場合、精神的にもキツイが、せめて金銭的な補償を得られる労災保険の事はざっくりとでも知っておいた方がいいだろう。詳しい内容は会社にプロがいるので、その方と話し合って進めていけば大丈夫だ。

次回のお知らせ

次回は、

④自転車の任意の保険会社、自転車メーカーへの報告する

を、書いていこうと思います。

イラスト/Chisato


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