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金谷に足を運んでもらうためにまずしたこと 【コミュニティのつくりかた】


できるだけ、自分たち(移住者)よがりのコミュニティづくりはしたくなかったので、
町の人と話をしながら、

・自分たちにできることはなんだろう?

というのを常に探っていました。

お家を回って、
「金谷に何が(どんな機能)あったら嬉しいですか?」
などと聞きに行ったこともありました。

そんな中でてくるのは、
「ユニクロ」や「イオン」などの便利な商業施設の名前だったりして、
自分たちにできることって一体なんだろう?
悩み、話し合いを重ね、町の人と話をして、、、というのを繰り返していました。

その中で、気づいたのは、
私たちにとって、東京は電車などで2時間くらいで行ける近い場所だけど、地元の人にとっては、近くない場所だということ。

金谷は環境的魅力もさることながら、人、食べ物(名店がある)など、
一度来てもらえてら気に入ってもらえる要素はたくさんあります。

ただ、「来てみる」 というのがハードルは高い

だったら、そのハードルを少しでも低くするために、
フットワーク軽く、東京のいろんな場所に行き、いろいろな人と知り合いになり、
多くの人に私たち自体や金谷に興味を持ってもらうキッカケをつくろうと思いました。

当時(2011年)、green drinksなど町おこしに興味がありそうな人が集まるイベントを調べ、参加し、声をかけまくり、イベントで出会った人に金谷や、やとうとしていること(まだやってないのに)を話し、知り合いになり、金谷に来てもらう約束をする。もしくは、Facebookで友達になる。

というのを繰り返し、
「なんか一生懸命金谷のこと話している人いたし、Facebookみていると楽しそうだし、一度行ってみようかな。」
という金谷きになる人口を増やす活動を、移住初期から行っていました。


それと同時に、このプロジェクトに興味を持ってくれそうな友人に片っ端から声をかけ、
「金谷で一緒にプロジェクトを立ち上げようよ!」
いろいろできる場があるという強みを熱弁し、金谷に遊びに来てもらい、
各々のやりたいことを同じ釜の飯を食べながら語り、私たちのプロジェクトとの接点を見つけ、巻き込む。というのを繰り返した結果、多くの人がKANAYA BASEを一緒につくる仲間になってくれました。

今思うと、
当時、私たちは、社会人3年目で、周りの友人たちも同じくらいの年次の人が多く、仕事にも慣れてきて、フットワークも軽く、
「仕事以外のなにかをやってみたい」
と思う時期で、それを実行できる場があるという、とてもいいタイミングが重なったんだなと思います。


こうして、私たちは自分たちの足と熱意をフルに活用して、関わってくれた一人一人がHUBとなり、いろいろな人の協力を得まくって、金谷熱をじわじわと伝染させていきました。



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