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金谷に移住を決めた理由

金谷に移住をしようと思った理由は、そんなに多くない。

1. とにかく田舎にコミュニティをつくり、そこを起点とした町おこしを実践したかった

2. 東京から2時間くらいで行けて、車がなくてもなんとか生活できそうなコンパクトな町だった

3. 海と山があって気持ちよかった

それしかない。というか1が強すぎて、2と3は後から付いてきたみたいな感じ。

たぶん移住を決める前に金谷に行ったのは1回しかないと思う。
実績も何もない私のやる気を買ってくれる人がいたので、会社を辞めて金谷に移住することにした。

当時25歳の私は、人材系企業という強み?を活かし、自分と向き合いまくってた。

新卒採用担当という立場で人の人生の話を聞きながら自分のことを考え、
上司と面談してはどう生きていきたいか聞かれ続けるので考え(人材系の人は熱い人が多いので部下と向き合ってくれる人が多い)、
研修の講師アシスタントとして研修に参加しては、参加者と一緒に自分の人生について考え、、、
と、とにかく自分と向き合っていた。

そのうちに、『田舎でコミュニティづくりがやりたい!そこから地域を盛り上げたい』という想いが強くなって、会社を辞めることを決意した。

そして、それを会う人会う人に話した。
そしたら、幸いなことにすぐに、金谷の地主さんと一緒に金谷で町おこしをしようとする人(会社)を紹介してもらい、そこに参加することになった。
ラッキーなことに地主さんとか地元の人が求めていることも、町の中心の廃ホテルの再生であり、コミュニティを起点とした町おこしという私がやりたいことのど真ん中だった!
(ややこしいのであまり話していないが、本当は、会社に就職したのだけど、のちにその会社が撤退することになるのは、また後で書きますw)


思い返すと、よく地域活性とかする人がいうような、地域の課題とかが動機ではなく、『自分のやりたいこと』が動機で、移住を決めた。
もちろん、プロジェクトが始まるときには、地域の課題を認識して、それに取り組むということを自分なりにやってきたけど、移住の理由にはなかった。


よく決意したね!とか言われたけど、私にとってはただの転職と同じで、皆が思うような大それた決意はなかった。
自分のやりたいことが目の前に飛び込んできたんだから、やるでしょ!という感覚。25歳で失敗しても第二新卒で雇ってくれる会社なんてたくさんあるだろうし、むしろプラスだと思っていたから、特に怖くもなかった。

結局、自分のやりたいにまっすぐでよかったなと今となっても思うのです。


写真:鋸山ロープウェイの展望台からの眺め。



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