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重視すべきは再現性

こんばんは!カネ十農園のふじたくです。
今日はちょっと最近気になったことを。

個人の考えなので、
参考程度に読んでくださいね。笑

インフルエンサーにB級品を売ってもらう

うちはちびシナノゴールドを朝食用に販売している

まずは気になった内容を。

カネ十農園としてインスタグラムをやっているのですが、
相互フォローをしている方の中に、
農家のインフルエンサーみたいな方がいます。
※何万人もフォロワーさんがいるすごい方

その方が企画で、
各地の農家さんのB級品というものを募って、
紹介して、買ってもらうというようなことをされていました。

最近はそういった規格外品というものを取り扱ったサイトなども多く、
それをインスタグラム上でおこなっているような形ですね。

自分はちょっとこれが気になってしまったんですよね。


やっていること自体を批判するわけではなく

シャインマスカットの荷造り風景


もちろん行っていることは、
すばらしい行動だなと思います。

ただその反面自分としては、
「再現性がほとんどないのでは?」とも感じました。

農業を盛り上げていくのであれば、
インフルエンサーに売ってもらっていてはいつまでもレベルが上がらず、
「誰かに頼らないと売れない」という状態になります。

永続的、半永続的に考えるのであれば、
規格外品を〇〇して売る、とかやり方を考えるなり、
フォロワーさんから意見を募るなりして、
売っていくというのがいいのではないかなと。

さらには「B級品」や「規格外」というものの取り扱いも
注意しないといけないと感じます。

品種や産地によって基準が難しいので、
一概には言えませんが、
お客様に基準をクリアしたものを届けるという観点では、
この「規格」はやはりある程度必要なものです。

だって、なんでもOKにしてしまったら、
農家の努力幅がかなりピンキリになってしまい、
形が崩れてて尚且つ味もやばいとか、そういうのも出てくる可能性が
出てきてしまうからです。

「規格」は農家にとってではなく、
お客様にとっても必要なものなんです。
※ただ要改善だろっていう評価の仕方もありますけどね笑


ここから学ぶべきこと

いろんな規格の売り先は自分で切り開ける

今回は農家のお話で進めてきましたが、
これは何にでも当てはまることですよね。

自分がおこなっているイベントも、
こういったことになりかねないですよね。
イベントは単発だし、継続的なものにしていかないと再現性がなくなり、
市の発展とは無縁になるんです。

だから永続的にできることを考える必要が出てきますよね。
※「市民が推す観光地企画」なんかは特にそう

やっぱり何かを変えるのであれば、
現在起こっていることの対処療法ではなく、
根本原因から考える原因治療でないといけないんだなと、
また考えさせられました。

ただ、インフルエンサーさんの行動力は
本当に素晴らしいと思いますし、
何かを実際に行動に移されているというのは、尊敬します。

自分はこういうものを拝見させてもらって、
違う方法で地域の活性化や、地域の農家の発展を目指していきたい。
そう考えられる一件でした。

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