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10.ジャズライブに行ってきたよ

大好きなウッドベース弾きのおともだちが参加するっつうJazzのライブがあるって当日知ったからでかけてきたよ。

今週は就活でへろへろになった自分を慰めてあげたかったんだ。

いかにもジャズな、煙草のけむりが染み込んだような京都は先斗町のジャズバー。
リーダーはNYで30年活動していたというテナーサックスのひと。
ピアノは世界あちこちで活躍しているという、かなり天然そうなひと。
いちばん若いのがドラムで、日本人だけどアメリカで幼少期過ごしてマーチングバンド仕込みだとか。
そうしてあたしの大好きなおともだちの、4人編成。

あたし、Jazzのことは詳しくないんだ。

いろんなことに、詳しくないのに、飛び込んで行っては古参に叩かれたりするけれど
あるひとに「飛び込んでいくひとなんですね」と言われたことがあるけれどいい得て妙、
臆病なくせに飛び込んでいくのが好きなんだ。

そして、芸術でもなんでも、極めたひとはルールだマナーだにこだわらないのよ。
周辺がぎゃーぎゃー言うだけで。

ほんとに素晴らしいものは、なにもしらなくてもガツンとくると思う。
前提知識があればまた深い鑑賞や感動もあるのだろうけれど
ほんとうの芸術というのは、なにも知らん者の魂を揺さぶるものであるはずだと思ってる。

そういうわけで、おおいにたのしんだ。

がむしゃらに応募、面接に取り組んだ今週
水曜と金曜は面接で
得るものがあったさとポジティブに受け取ったけれど
元来小心で完璧主義だから
思い出してはあああれが足りなかった、ああ答えればよかった
面接する側の視点からみてダメ出しをしては落ち込み

そんな自分を音楽とともに流しだした。

丁々発止、
挑戦上等!バランス崩してでもやってみようぜ!というのがいい。
予定調和くそくらえ。
人種的には日本人でも、日本という枠を超えたひとたち
気負わずにぺれ~ん。

すごくたのしかった。

ほんとはこちら側に強烈に惹かれるのに
クールに働いて会社員として安定した収入を得ようとして
日本の社会にぎゅうぎゅうと押し込もうとしてキュウキュウしている自分が解放される。

瞬間の芸術!

やはりあたしは、吟遊詩人が永遠に好き。

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