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積み上げたもの積み重なったものがなしに憧れ人の経験値や世界観から零れ出した光の粒子をいとも簡単に横取りしたり我が物顔をして取り繕い見せ掛ける事とは其の相手への冒涜に過ぎない上その姿形は真の貴様ではない

……

夜景に映える
ビル群の光の結晶を観ていたら
あなたはきれいだと云いました

あの光の粒のひとつひとつが
生命の輝きそのものであって
結晶だからきれいなのよ、と
伝えたかった

だのにきれいなんかじゃない
そう強く云ってしまいました

あたしごめんなさいと後悔していた
あなたの心持ちよりきれいなものを
他には知らなかったから
あたしごめんなさいと後悔しました

きれいなのはあなたでした
きれいなのはあなたでした

……

わたしを苦しめていると
あなたに
想わせてしまったことが
口にさせてしまった事が
その事柄が
とても、とても苦しい。

……

あなたがわたしに与えてくれたこと
そのひとつひとつを
思い返しながら丁寧につよくつよく
ほどけないように結んでいる
わたしはそうして生きている
いつかあなたに大きく返せるように

……

ポエミつよつよ金田さん


急にポエみっている我です。ヒャッ
イヤ感じた事などは普段から鼻歌やリズムを刻むノリでメモしていたり、と、時間を置いてふと読み返した際にでも恥ずかしがらずに、兎に角どこかしらに何かを残すという習慣があってそちらを本日は、ほんの僅かに。


お写真もそう、言葉もそう、
何でもそう。あちらこちらに存在を残す習性があるものだからやがては黒歴史とやらにでもなるのだろうけれども、

どれもこれも、どこを切り取ろうがわたしに変わりはないのだし何より、自身が面白くて笑えるのであらばどの様な歴史だろうと構わないし厭わない、そう思えてしまう。


そう、そうそう何回云うねん!それ言いたいだけやん!という訳でして本日はこの辺りで閉じむ事としましょう。まったくまとまりのない綴りとなりましたが最期まで読んで下さった皆様方ほんと、ありがとね。


お写真は喫煙所で煙草を吸っていた夕方近くのわたしと縦型のよくある普通の灰皿でした。灰皿って存在自体を発見するとそれだけで落ち着くのよね。理由を知りたいのだけれども、それ以上にただただ、シンプルにかわちい。

どうか健やかで、



どうかご無事でお元気で。


またあしたね⦿

2023.1.3 金田友希


2021年1月1日より毎日投稿しています。 目を通した先のその心に触れた皆様方の人生が『生きていてよかった』と想える有意義なものになるお手伝いが出来たらば、これほどに嬉しい事はありません。何もない日だって特別、綴る事が私や貴方の拠り所であるように。 またあしたねという最期の手紙。