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野菜は八百屋で買うに限る

最近いつ八百屋に行きました? わたし?昨日です。
日本に住んでいた時は、野菜も肉も魚も乳製品も、食品に限らず日用品や衣料品までスーパーで一気に買ってた。便利でしかも割と安いしなんならポイントもつくし……って、そりゃあ八百屋や魚屋には足が遠のく。楽でお得なのはマジで最高。
でもここはイスラエル。大型スーパーにだって野菜も肉も魚も売っているけれど、気が付いたら日々の買い出しは市場に行って調達してる。なぜなら旬のレア野菜はあんまり手に入らないから。なによりどんどん馴染みのお店ができるし、それぞれのお店を定点観測できるから、異国の地でも旬の食材に検討が付くようになってきた。成長である。
多くの日本人と同様に、わたしも夫も大が付くほどの食道楽。うまいもんを安くたくさん食べたいのは自分がどこにいようと変わらない。日本の家庭料理が大好きな我が家にとって、白菜大根をゲットすることはもはやQOLを上げるために不可欠なのである。
イスラエルにきて日本すげえなあと思ったのは、基本的な野菜は年中買えるということ。旬はもちろん知っているけれど、まさか旬じゃない時に食べられないなんて考えてもみなかった……。もちろんこちらでも日常的に食べる野菜は年中買える。でも白菜や大根だったり、わたしたちが知ってる形のあのほうれん草だったりは、だいたい冬~春にかけてしかお目にかかれない。アジア人が特に少ないこの国で、アジア食材が手に入ることに感謝はすれども、文句は言えない。でも、そういった食材を取り扱っているお店のおっちゃんとは自然と顔見知りになってくるし、なんなら
「よっ!〇〇あるよ!」
と声をかけてくれるまである。ありがたや。
そしてみんなサービスしがちである。昨日いった八百屋ではおまけにブドウをくれたし、パン屋に行ったら娘に丸パンを一つくれた(娘は即かぶりついた)。なんなら買ったパンよりもその丸パンの方がうまくて二日後にまた買いに行ったし、いまでは週2で調達にいく。もう馴染みの店ということにします。
日本に戻った時、わたしはお気に入りの八百屋を探すのか?それは数年後の私だけが知っているということで。

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