見出し画像

滋養たっぷり!四神湯(スーシェンタン)

先日、神戸の中華街に行ったときに
「四神湯」セットが売られていたので購入しました。

この四神湯、
台湾が好きな方にはおなじみかと思いますが
とっても滋養味のあるおいしい薬膳スープ。
はじめて台湾で食べたときのおいしさが
衝撃的だったのをいまでも覚えています!

四神湯の中身はこんなかんじ…
🔸茯苓(ぶくりょう)
  水の巡りを良くする(利水)
  脾(消化器系)を整える(健脾)
  精神安定のはたらきがある(安神)

🔸山薬(さんやく)=山芋
  気を補い、潤いを養う(益気養陰)
  頻尿・下痢・おりものなどが漏れるのを止める(固渋)

🔸薏苡仁(よくいにん)=はとむぎ
  利水と健脾は茯苓と同じ
  熱を取り、膿みを除去する(清熱排膿)

🔸蓮子(れんし)=はすの実
  脾を整え、下痢を止める(止瀉)
  腎を整え、精神をリラックスさせる(養心益腎)

*茨実(けんじつ)という鬼ハスの実が入るタイプもあります。


つまり、
🔹滋養強壮
🔹胃腸を整える
🔹精神を落ちつかせる

ことができる、万能スープ!

ここに豚肉(台湾では豚ホルモン)が入るので、
気・血ともにチャージできます☝️


先日、秋バテについて書きましたが
ちょっとずつ気温差なども出てきて
からだには負担がかかりやすいこの季節。
蓄積した夏の疲れも出てきて
体調を崩しやすい時期になります。

こういったときに胃腸にやさしく、
滋養味のあるスープを取るのはとてもおすすめ。

四神湯は「茯苓」が日本では医薬品のため
薬機法の関係上あまり売られてませんが、
茯苓の効能ははとむぎがカバーしてくれますし、
山芋はスーパーでいつでも買えるし、
蓮の実も中華食材コーナーにあったりするので、
ご自身でアレンジしながらぜひ作ってみてください。


ちなみに今回わたしが作ったレシピはこちら
①蓮の実を水に浸けておく(省いてもOK)
②豚肉を一度湯通しする
③四神湯キットと豚肉、生姜を入れて煮る(2〜3時間)
④最後に塩を入れて味を整える

こんなかんじです。
いつか本格的にホルモンで作ってみたいなあと思いつつ、
でもやっぱり台湾に食べに行きたい〜🤤
コロナが収束したらまっさきに行きたい国のひとつです🇹🇼

風邪ひきやすい季節になってきたので
次回は風邪薬の使い分けについて
投稿しようかと考え中。。💭
おたのしみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?