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どんな人でも継続できる!最強のライフハック本「習慣が10割」

こんにちは、かねぽんです。

今回は、習慣の力によって人生を楽しむコツを記した本を紹介します。

私がこの本を読んだきっかけは、習慣が大事さを私自身よくわかっていて、習慣化のコツがどんな方法で紹介されているのかが気になったからです。

私自身の習慣として、毎日のタスクやその日起きたこと等を日記的にノートに記録するということをやっています。仕事とプライベート両方です。
そんな中で、それ以外の習慣としてどのようなものがあるのかが知りたくなり、この本に手を伸ばしました。


1.作品紹介:習慣化のコツを誰でも実践できるように書いた本

■概要

「習慣」とは、自分でこれをやると決めたことを、コツコツと続けることです。そして、どんな習慣を身につけるかで、あなたの人生が決まります。

この本は、「5万人を変えた」というキャッチフレーズで、人生における習慣の大切さと習慣を続けるコツを示しています。意思ややる気に頼らずに習慣を作るシンプルな方法を数多く示しており、誰でも簡単に実践できますよ。

■どんな人がこの本を書いたの?

習慣形成のプロである吉井雅之(よしいまさし)さんが作者です。人材育成のコンサルタントとしても、セミナーで全国を回っているそうです。

本を書いたきっかけは、自らのどん底人生を習慣化によって変えたエピソードとともに、その時の「習慣化」のコツを具体的に伝えるためだそうです。

もともとは何も続けられなかったそうで、「どうせ自分は何をやってもうまくいかない」という悪い思考習慣になっていたそうです。

そんな作者を変えたのは、30歳を過ぎて参加したあるセミナーです。そこで、習慣の大切さを学び、現在では自らがセミナーを開いて習慣の大切さを伝えています。

まさに「習慣の力」で自らの人生を変えることを体現した方ですね。

2.各章でのインパクトメッセージ

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この本を読む中で、私自身が心に響いたメッセージをまとめています。全体の中から抜粋したものなので、他にも興味がある方は是非本を読んでみてください!

第1章 人生は「習慣が10割」
ここでは、人生における習慣の重要性を作者のエピソードとともに説明しています。

■今の自分は「過去の習慣」でできている

人生、生きていれば思い通りに行かないことなんてたくさんあると思います。そんな時、うまく行かないのって誰のせいなんでしょうか?

それは紛れもなく自分なんです。

生きる上ではいろんな人と関わっていく必要があるので、自分以外の誰かの影響って非常に大きいと思います。
でも、そういった環境を選んだのは他の誰でもなく自分なんです。うまくいかないような結果になっているのも過去の自分の積み上げによるものなんです。
普段どんな生活をしているか、習慣をしているかによって、その結果は全て自分に返ってきます。

■「人生は思い描いた通りにしかならない」

「人生なんて思うようにいかない」と思われている方は多いと思います。

この本では、そのような考えとは対照に「人生は思い通りになる」という考えをしています。

もちろん、何もせずに人生は思うようになりません。
しかし、できる・できないは能力ではなくて、習慣の積み重ねによって決まります。

なりたい自分を明確化することで、その目標に向けて行動するのです。結果的に、習慣化するようになるということです。


第2章 なぜ、あなたは続けられないのか?

習慣化できない原因を簡単な例とともに紹介しています。また逆に、習慣が作り出されるメカニズムも説明しています。

■人間は楽しいことしか続かない

継続できる・できないの違いってとてもシンプルです。

ダイエットは楽しくないけど、甘いものを食べるのは楽しい。
貯金は楽しくないけど、買い物は楽しい。

たったこれだけの差で、継続できるかどうかが決まります。

うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
うまく行かない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。

継続することをいかに「楽しい」と思えるかどうかで、習慣化できるかが決まります。

■「ラク」と「充実」どちらをとるかが人生の分かれ目

人間は欲求という点において、2つの側面を持ちます。
1つ目は、安楽の欲求。
「ラクして生きたい」という、食欲・睡眠欲・性欲の三大欲求などです。
2つ目は、充実の欲求。
「充実して生きたい」という、自己実現欲や自己成長欲などがあります。

頭の中では、「これをやった方がいい」と自己実現のための欲求がある一方で、「まあやらなくていいや、どうせ変わらないでしょう」という安楽の欲求が勝ってしまうと、習慣は続きませんよね。


第3章 意志が弱い人でも続く!「最強の習慣化」スキル

習慣化できない原因を説明しましたが、ではどのようにしたら習慣化することができるのかということを具体的な方法を交えて説明しています。

■「1個前の習慣」を決める

自分が実現したい習慣の1個前の行動パターンを決めておくということです。

例えば、早起きを習慣にしたければ、「何時に寝るか」を決めるということです。

早起きしたいのに、前日に夜更かししていたり、遅い時間まで飲み歩いていたら朝早く起きられるはずがありませんよね。

6時に起きるという習慣を作りたければ、前日の24時までには寝ようというようにパターンを決めてしまいます。
さらに、習慣化を強力にするコツは、「1個前の習慣」の「1個前の習慣」を決めることです。24時に寝るためには何時にお風呂に入ろう・ご飯を食べよう、といったように事前の行動を習慣にすることで、良いサイクルができて習慣化も簡単になります。

■なりたい自分を明確にする

「何のために」という目的が明確であれば、行動は後からついてくるものです。

例えば、ダイエット習慣を作りたい場合、何のためにダイエットをするのでしょうか?
「痩せている方がいいから、とりあえずダイエットするか」という意気込みでは長続きしませんよね。

「痩せた体で好きなワンピースを着たい」とか「引き締まった体でモテたい」というような目的があれば、人は自然と目的に向かって行動するものです。

あくまでダイエットは目的を達成する手段です。その先に何があるかを考えることで、習慣化が非常に楽になります。

■「誰かのためなら」なら、高い壁も乗り越えられる

人は何かをするときの目的が「誰かのため」たら何倍でも頑張れる生き物です。

自分の行動に対して、ありがとうと言われたり、感謝されると嬉しいものですよね。
頑張る理由が家族や大切な人だったりすると、「家族の喜ぶ顔を見たい!」、「やらなきゃ!」という感情になりやすいと思います。

「誰を喜ばせたいか」を意識することで継続するモチベーションが保てます。


第4章 「脳の力」で、習慣の力を超強力にする

前章での具体的な方法に加えて、さらに習慣の力を強力にするための方法を紹介しています。
基本的には、脳からマイナス思考を消してワクワク感を保つことを1つのコツとしています。

■「未来日記」でワクワクを高める

多くのアスリートが実践しているポジティブ思考の方法です。

やっていることは単純で、自分がなりたい姿を想像して、それを達成したときにどんなことが起きているかをノートに書くのです。

例えば、4年後のオリンピックで優勝を目指している選手の例。
・東京で開かれたオリンピック
・優勝して表彰台に立っている
・感激が抑えられない
・ここで優勝できたのはファンやコーチ、仲間、家族のおかげだ

というように、優勝した時のイメージを書き出します。コツは、目標は具体的に書くことです。

この未来日記を見るたびに、自分のなりたい姿をイメージできるので、厳しいことにも耐えられるようになります。要するに、習慣化が始まるのです。

■「夢を語り合える友人」を持つ

自分がなりたい姿に対して、「できる」というようなプラスの出力を返してくれる人がそばにいることはワクワク感を保つという点で大切です。

人間の脳というのは不思議なものです。「自分ならできる」と思っていると、自然と「できる理由」を探します。難しい課題であったとしても、挑戦して達成するように考えるのです。

逆もしかりです。居酒屋で愚痴を言い合っているサラリーマンがいますが、マイナスの出力をしあっているため、ネガティブな思考習慣に陥ってしまいます。
できるものもできなくなってしまいますよね。


第5章 習慣の力で、「あなたの人生」が動き出す

本のまとめや、具体的にどんなことを習慣化したらよいのか?を紹介しています。

■「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」だけである。

それぞれの人の生き様は、習慣が決めています。

「なりたい姿」を明確にして、それを達成するために必要なことを習慣化できるか。それに尽きます。

「運がいい」と思われている人たちは、実は自らの習慣によって運がいい自分を作り上げているのです。
自らがポジティブな空気を作り出せるような習慣を実践できているので、その人の周りも前向きな空気になるのです。

習慣とは、自分との約束を決めて、それを守ることです。非常にシンプルな考えです。よい人生を送るための手段に過ぎないです。

ただ、何が良い人生かなんて正解はないです。自分自身にとって良い人生をどれだけ具体的にイメージして、それに向かってどれだけ習慣をコツコツ続けることができるかによって、未来は変えられます。


3.この本を読んで私がどう変わったのか?

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私自身、改めて習慣の大切さを実感しました。習慣って最強のライフハックだなと思います。

私自身も、習慣の力によって自分が変わったなと思ったエピソードがあります。私はもともと頭がいい方ではありません。大学院で研究を進めたり仕事をする中で、他人よりも知識量で劣っているなあと常日頃思っていました。

でも、「そんな人たちに優秀といわれたい」と目標を設定し、他人よりも常に何倍も作業するという習慣を身につけました。

これによって、優秀な人たちに負けないような実績や業績を出すことができた自負しています。もちろん、長い年月は必要ですが(笑)

小さいことではありますが、習慣の大切さを実感できた体験です。


4.おわりに:良い習慣を取り入れて人生変えましょう!

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以上、私がおすすめする最強のライフハック本「習慣が10割」をご紹介しました。

今の生活に何かしらの不満がある方や、習慣化したいことがあってもなかなか続かないといった方は、ぜひこの本に書いてあるコツを取り入れてみてください。少しずつ小さな部分ではありますが、生活が変わっていくのが実感できるはずです。

なりたい自分を目標にして、習慣の力で自分の人生を変えてみませんか?
この本に興味を持った方はぜひ手に取ってみてください!



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