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バヌアツ共和国での仕事②

バヌアツ共和国での仕事の続きです。第一弾はこちらからどうぞ。
そもそも、この記事をどうして書こうかと思ったかというと、ここでの短い期間の経験が今のシリコンバレーでの経験に生きていると思っているからです。

郷に入っては郷に従え

早速、案内人Joeに連れられて、山に入りました。木こりの人たちが木を切っているので、買付の交渉です。

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この時、僕は短パンサンダルで進んだのですが、虫に刺されまくって大変なことになりました。こんな道を30分程度進むと、人がいて、木を切っていました。

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チェーンソーで、ある程度皮を剥がしている原木です。木こりの人達は、この木を切って、我々のような木材が必要な人間に木を現地で、言い値で売っています。ちなみに、木こりも僕も森林局に事前に申請し、正式な手続きを踏んで購入・発送などの手続きをしています。
この時点で、一本〜VAV (Vanuatuの通貨)で売ってくれという交渉が発生します。初見で購入する人・会社は、基本的に高値で売りつけられます。それをさけるため、案内人であるJoeや、現地の華僑のおじさん(後ほど登場します)に紹介をお願いしました。そのおかげで比較的良い値段で買うことができます。
というのも、バヌアツには僕と似たようなことする中国人が常に数人来ていました。中国人たちは、エクストラで支払うから、他の人間が買いに来たら、自分たちより高く支払えというような交渉をして、参入障壁を高くしています。その障壁を取り払うために、ローカルの人間たちから通常の値段で売ってもらうようお願いしてもらいます。
全然ロジカルなやり方じゃないですが、それがルールで、ルールに従うことでスムーズに仕事ができます。
時には、何も考えずに言われたとおりに従うことも必要ということを実感。

コンテナへの積み込み

結果、上記のようなプロセスで、木材を700本ほど買いました。結構、金額は言い値で、僕と同じようなことをしていて、安く買えている人もいれば高値で買っている人もいました。
買った木材は、2日以内くらいで、山からヤードに運んでもらいます。僕が滞在した街では、木材を運べるようなサイズのトラックを持っている人がそもそも少なです(というかおそらく一人、、、)。なのでトラックを持っている方が木材運びの仕事を独占していました。
それがまた、ひどい話しで、めちゃくちゃ高い金額をふっかけてきます。
そしてまさかのトラブルに発展。。。トラブル解決力が身についたいい経験だと思ってます。

長くなってきたので続きは次で。あと1,2回で書き終えたいなー。

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