「何のために」を明確にする　若いっていいな～　毎日note連続1122日目

昨日は岐阜大学の起業部にてZoomで講演をさせていただきました。

大学生ながら起業を目指す学生の集まりで皆さん色々な思いをもって取り組まれています。若いのに志の高いとても気持ちの良いメンバーでした。

私も当時大学生ではありませんでしたが、オーストラリア留学中に日本食の店をスタートた経験があり、起業したいという皆さんの思いはよくわかります。何か参考になればと思い自分自身の経験をお伝えさせていただきました。

私は起業した理由が明確ではなく、「勉強も出来ず親のサポートもあったのでちょっとやってみよう」という軽い気持ちでスタートしましたが、あまりにも知識のない中でやっていたので、ビジネスとして成果は出ませんでした。

今ならもっと良い方法はいくらでもあるのを知っているので、今からスタートする方には知識をお伝えしてサポートしたいと思っています。

同じ失敗はしてほしくないので、今回も起業を目指す皆さんに確認したのは「なぜ起業したいのか？」「企業をして何をしたいのか？」という点でした。

どんな理由でも良いのですが、大切なのはそこに想いがあるかどうかなんですよね。

どんな動機で始めるのか「何のために」が明確かどうかでその後の事業を成功に導くか失敗させるかを大きく左右します。

自分がどうしてもやりたいことがあったり、自分の能力を最大限活かせる場があるということなら良いのですが、ただ何となくかっこいいからとか、就職するのが嫌だからという目的では起業しない方が幸せですよね。

とは言え現実は違っていて、私がお会いする成功している経営者の中にも起業した理由は「サラリーマンが出来ないから」「やることがなかったから」という理由の方が多くいらっしゃいます。

スタートの理由はそうだったかもしれませんが、成功している方共通するのはそれ以外にしっかりと「何のために」やっているかが明確になっているんです。

まずは自分がなぜこの仕事をしたいのか、この仕事でだれの役に立ちたいのかを明確にしておくことが大切ですという話をお伝えしました。

後半は質疑応答の時間で、あまり質問はないかと思っていましたが、今回参加の皆さんは非常に意識が高く、質問も積極的にしてくれていました。

多くの質問が出ましたが
・ＬＦＣ株式会社に乗るという選択は？
・起業してよかったですか？
・経営者一家で育った影響は
・今お金を投資するなら？
・最初の起業は本当にやりたいことだったのか？
・休学するかそのまま就職するか
・将来的には独立したいが、最初の会社で身に付けるべきスキルは
・ぼんぼんではない自分がどう起業するか

など皆さん真剣に聞いてくれているのがわかる質問でした

時間のある限り私の思うことをお伝えしましたが、「今何をしたら良いですか？」という質問があったので「自分の資産を活かし今出来ることに注力する」という話をお伝えしました。

学生であればお金はありませんが、社会人に比べて時間の融通が利きます。
学生が一番活かせる資産が「時間」なんですよね。

社会人になった時に学生の頃は良かったと最初に感じるのが時間ではないでしょうか？

授業は毎日ではなく週末もしっかりお休みで、長期休暇になれば１ヶ月以上お休みになります。

この資産を何か目的を持って使うのか、それとも暇つぶしで終わってしまうのか、どう活かすかは自分で決められるんですよね。

知見を広げる意識をもって「人に会う」「本を読む」「情報に出会う」ことをしていれば「何のために」も明確になってきます。

卒業までの時間を最大限活用し、なりたい自分を見つけ幸せな起業に向かってほしいと思います。

今日の一言
自分の持っている資産を最大限活用し未来に活かす

成長するための実践行動
・なぜ起業したいのかを明確にする
・今できることをに最大限注力する
・時間と若さを生かし知見を広げる
・積極的に人の力を借りる

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