社長の想いが言語化されていますか？　毎日note連続1467日目

2023年1月11日 16:54

今日の一言
私はこのために仕事をしているという想いを言語化し共有する

「理念を明文化し伝え」成長するための実践行動
・社長の想いを明確にし言葉を定義し文章化する
・想いを繰り返し伝える
・メンバーが自分の言葉として発表し定着を促す

昨日は午前中に面談１件、午後からはコンサルで郡上八幡の寅嬉屋さんを訪問させていただきました。

寅嬉屋社長の臼田さんは本から経営を学び、自分なりにいろいろな取り組みを行い、良い会社を目指して試行錯誤されていました。

どこかへ研修を行くのではなく、本を読んでその中から良いと思う取り組みをされる中で、この２年間コロナの環境でもしっかりと利益を出すところまで会社を成長させたのは本当に素晴らしいと思います。

話を伺う中で、取り組みが良い方向へ向かって進んでいるのですが、自分の想いが浸透しているかが不安なのと、スピード感を足りていないと感じられていました。

社長の想いは明確で、やりたいこともはっきりとしているのですが、理念が言語化されておらず、思いがメンバーの頭の上をスルーしている状態だったんですよね。

想いは明確なのでその理念を言語化することとその具体的方法、メンバーへ浸透するためのコツをお伝えしてきましたが、普段から学んでいるので理解も早く１年後には別の会社になっている予感がします。

コンサルとしていろいろな会社を訪問させていただきますが、社長の想いがしっかりと伝わっている会社って本当に少ないんですよね。

その原因の一つが、明確に言語化されておらず耳から入っているけど、行動にまでは至ってないからなんです。社長に聞くと「何度も言っているんだけど」と言われるのですが、聞いただけではなかなか定着しなんです。

想いを言語化し、一つ一つの言葉に定義づけをすることでメンバーが同じ思いを共有できるんですよね。そして、明文化されたものを毎日見て、声に出しその解釈を人に伝えることで定着していきます。

毎日のミーティングで社長が思いを伝えることや、自分がその行動を取った時の気持ちなど、繰り返し耳にすることで浸透していくんですよね。

今日明日にすぐ効果があるものではありませんが、継続することで１年後には別の会社のように変化しています。特に臼田社長のように継続力のある経営者がいれば必ず浸透していくので、安心して続けていただきたいと思います。

そんなやりがいのあるコンサルでしたが、帰り際に「井上さんこれ持って行ってください！」ってお肉の詰め合わせをいただき、さらに幸せな気分で帰路につきました！早速今日の夜にローストにしてみたいと思います。

お肉をいただいたからではありませんが、次回訪問が楽しみな会社です。臼田社長引き続きよろしくお願いいたします。

あなたの会社でも理念が明文化されていますか？思いを言語化し、社員の皆さんに伝えていきましょう。

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