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何が良くて何が悪いのか? 「人間万事塞翁が馬」の言葉の通りですね No.755


皆さま「人間万事塞翁が馬」ということわざはご存知でしょうか。

中国の国境近くの塞(砦)に済む翁(おじいさん)の話なのですが、おじいさんがとても大切にしていた馬がある時逃げてしまいます。

まわりの人が「おじいさん残念なことですね」、と声を掛けると「いやいやこれは幸福なことかもしれない」と言っているので、あ~このおじいさんボケちゃったな~と思っていると、逃げた馬が素晴らしい馬を連れて2頭で戻ってきたそうです。

おじいさん、やはりあなたが言っていたことは本当で良いことがありましたね、と言うとおじいさんが「これは悪いことかもしれない」と言いました。

このおじいさん完全にボケたなと、みんなが思っていたある日、その馬に息子が乗っていた時に落馬して足の骨を折りました。


まわりの人が、これはボケたんじゃなく本当のことを言っているかもしれないと思いながら、これは大変なことですねと言うと「これは良いことかもしれない」と言いました。

さすがにまわりの人もそんなものかもしれないと思っていると、戦争がはじまり若者は徴兵されて多くの方が亡くなりましたが、息子はけがのせいで徴兵されず生き残りました。

という話から、良いこと悪いことは裏表でどちらがどちらかわからないという意味です。他にも「禍福は糾える縄の如し」ということわざも同じ意味ですね。

この話は解釈は色々と出来るのですが、出来事を主体にして考えれば悪いことが起きれば、必ず善いことがあるととらえることも出来ます。

何か悪い出来事があった方に、「気を落とさないで」という意味で声を掛けるには良いかもしれませんが、この考えは自分が主体ではなく出来事に自分の人生を任せてしまっているので、運任せのように感じられます。


では主体的にとらえるとどうなるでしょうか?

出来事には必ず良い面と悪い面の2面性があるが、そのどちらを取るかは自分次第で、意味づけは自分で出来ると考えることも出来ます。

主体的に理解すれば、どんなことが起きても必ず良いことにつながっているので、何事も全力で取り組み、良い結果になるよう行動していくことが大切と考えられます。

こう考えられるようになり、私も人生がずいぶんと楽になりました。


私もここ数年で起きたことを整理して今は何事も前向きにとらえられるようになりました。


昨年の5月にこちら自己紹介記事を書いたのですが、この時はLFC顧問を退任したばかりで、今思えば「無理やり心の整理をつけた」というのが正直な感覚だったと思います。

その後、実家のラブリークイーンの清算も終わり、兄も退任し、本社の売却が決まったのを聞くと、いよいよ気持ちの整理も出来ました。


今は実家の倒産という事実も、すべて今のために必要なことだったと、胸を張って言えるようになりました。

やはり、日々全力で取り組み毎日を精一杯行動していくことで、結果としてよい人生を送ることが出来ます。


皆さんも目の前の出来事に惑わされず、日々全力で行動していれば必ず結果は良くなるので、主体的に前に向かって進んでいきましょう。

※トップの画像はラブリークイーンの旧本社ビルの解体の写真です

今日の一言
悪いと思う出来事の先にも必ず良いことがある
成長するための実践行動
・物事を主体的に受け取れるよう意識する
・今起きている現実の先に何があるかを考える
・日々全力で取り組んでいる事が結果を良くすると信じて行動する



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