すべて自分の責任として考える　No.869

2021年5月17日 06:53

出来ているつもりで出来ていないことって本当に多いですよね。

やったほうがいいのは知っていて、やろうと思っているけど出来ていない。ホントそんな事ばかりです。

私自身もできていないことが色々とありますが「すべて自分の責任として考える」ということを意識していても、つい忘れがちです。

さすがに最近は最初から人のせいにしたり、環境のせいにしたりすることは減りましたが、忙しくなってくるとつい言い訳のようにまわりのせいにすることがあります。

自分が望んで仕事を取ってきたのに、なんでこんなに忙しいんだとか、この仕事が進まないのはクライアントが動いてくれないからだなど、まわりのせいにしてしまいます。

普段から意識していてもこんなレベルですので、意識していない方はいつもまわりせいにしてしまう人も多いのではないでしょうか。

すぐにまわりのせいにしてしまう方は依存的思考で、無意識のうちに被害者的な意識を持ってしまう方の特徴です。

コンサルに行って大変だと思うのは、幹部の皆さんがこういった依存的思考の方ばかりの時です。

さすがに経営者の方がこういった依存的思考の場合はコンサルをお断りするので問題になりませんが、幹部の方にはいらっしゃいます。

こういった幹部の方も、ヒアリングをするとずっと被害者の立場にいるのは良くないと認識はされているのですが、行動は変わらずにいます。

長年の蓄積で思考が習慣化してしまっていて、なかなか思考を変えるのは難しいのですが、あるきっかけで大きく変わる組織もあります。

実はこういった組織は経営者が望んでそんな組織にしている事が良くあります。

もちろん表面的には「皆さんが自立した組織を作りたい」と言われていますが、実は皆さんが自立していると色々と意見がぶつかるのが面倒だと感じています。

経営者が幹部にも自分の意見を通したいので依存的立場でいさせているというケースです。

自分でその環境を作りながら、幹部が自立しないと言っていることはよくあります。

大切なのはまず経営者が変わることです。意見がぶつかることを恐れず、メンバーの力を認め自立を促していけば関係は良くなります。

現状を作り出しているのはすべて自分の責任と考え、現状を良くしていくためにまわりのせいにせず、自分が変わるという意識を持ち行動していきましょう。

私も人のせいにせず、自分の責任として行動していきます。

今日の一言
すべて自分の責任という意識を持ち行動する

成長するための実践行動
・出来ているつもりで出来ていなことがあると認識する
・何か問題が起きた時は自分の責任だと考えてみる
・人のせいにせず自分の責任として最後まで問題に取り組む

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