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12.メカ設計の需要について

こんにちは。今日は「メカ設計の需要について」書きます。

結論ファーストで申します。
経済産業省の社会人基礎力でも言われてますが、
総合力をOSとアプリに分けられています。時代のニーズをくみ取り需給の良いスキルを身に着けていく必要があると思います。

理由は下記になります。
エンジニアと言っても大きく分けて3に分けられます。
1.メカ
2.エレキ
3.ソフト
この1~3の有効求人倍率は、
1.メカ=0.8
2.エレキ=3.0
3.ソフト=4.0
となります。
今後、メカの求人数は減ります。
理由としては、例えば車です。
今後、車は自動運転化していきます。そうなれば、ボディなどのハードの重要性は減ります。
なぜなら、安全に車を制御しているからです。車がぶつかるかもしれない、事故を起こすかもしれないから、ボディーの強度が重要です。エアバックなど。
しかし、ぶつかなければそこにコストをさく必要はありません。
このように、ソフトに対しての付加価値が増していきます。
だからといって、ハードを軽視するわけではありません。ハード、エレキ、ソフト全て重要です。ただ、ハード部分にコストを投資するよりもという意味です。

考え方は携帯と同じです。
私たちは、携帯に必要なアプリを入れて使用します。ただ、基本スペック(容量、メモリ、CPU、OSなど)があるので、沢山のものはDLできません。必要最低限もしくは、基本スペックを底上げしてアプリを入れるか、不必要なアプリを消して使用します。これを人に置き換えると、

・アプリ=その人のスキル
・基本スペック=人間力
となります。
時代のニーズに合った「スキル」を身に着けつつ、人間力を底上げしていく必要があります。したがって、メカ、エレキ、ソフトという垣根を飛び越えていく必要もあります。

しかし、メカが減ると言っても「システム設計」の職種が減るわけではありません。メカが減るというのは、単に絵を描く人がへるということです。
ソフトで言えば、単にプログラム書く人が減るというのと同じです。
メカでもシステム設計は増えると思います。
システム設計とは、客先の要望からこういう風に動くものをつくってほしい→こういう様に作った方がよいな!という様な構想を考える人です。
この構想を考えるのは、メカは勿論のこと、エレキ、ソフトも知らなければ作れません。

まとめ
生き残るためには時代のニーズをくみ取り、需給の良いアプリ=スキルを身につける必要があります。

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