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中西正男の芸人論、東野幸治がオビを書いて、上沼恵美子も出ているよ

 井上公造も引退して、全国ネットのワイドショーではめったに見なくなった芸能レポーター。どっこい関西では芸能レポーターがまだまだ活躍中。
 上沼恵美子の唯一残ったテレビ番組「クギズケ」でコメンテーターをしているのが中西正男
 自身の夫婦関係でえみちゃんによくいじられる。元ラガーマンとは思えぬ、しょぼくれたおじさんを演じている。


 ヤフーニュースでも、芸人のニュースを書いている。なかなかつっこんだインタビュー記事が多い。


 その中西正男が上沼恵美子のYouTubeチャンネルで対談をしている。ちょっとだる~い感じの会話。前後編の後編の最後辺りで上沼恵美子がこの本の紹介をしていた。


 さっそく本屋に走ったが、本がない。店員さんに聞くこともなく別の本屋へはしごをした。そこでは平積みに本が並んでいた。やったーっ。ネットでポンと本が買えるが、本屋巡りもまた楽し。電子図書も見るけれど、図書館通いもまた楽し。


 買った本のオビには、
なぜ、芸人さんは中西正男にここまでしゃべるのか?
なぜ、こんなに優しさに溢れた文章を書けるのか?

と、ある。東野幸治の文章。
 本文は、西川きよしから始まり、上沼恵美子、ダウンタウンタモリ明石家さんまと続く全25組。ちょっと多いなと思いながらも、それぞれが読ませる内容となっている。
 オビの言葉で言えば、
芸人さんでもタレントさんでもない人間が、なぜ、ここまで芸人さんと近い距離で話すことができるのか?
という内容になっている。
 まさに、
てんこ盛りの芸人愛が詰まった一冊です!
といったところだ。

 兄貴と慕うメッセンジャーあいはらのnoteの紹介文も中西正男が書いている。
漫才コンビ「メッセンジャー」のまだ捕まってないほう。
 メッセンジャー黒田が暴行事件で逮捕された後のネタではあるけれど、愛があるから書ける言葉だろう。


 ちなみに私は黒田が好きだ。


 中西正男は本に登場する芸人みんなが好きなんだろう。そう思わせる文章が続く。好きだからこそ書けた文章なんだろう。

 けっこう厚い本だが、一気に読ませる。
 えみちゃんに続いて私もお薦めする。
 

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