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カンダマサヨシ
2020年7月1日 11:30
時間も結構使ったので、集合予定の花火がみえる下流の西浜橋の方へとオレ達はなんとなく進み始めた。五十鈴は両手でテディベアを抱きかかえるようにして持っている。その横顔はとても嬉しそうだった。それに対してシルヴィは、自分が射撃で取れなかった景品だからか、少し悔しそうにしてそれを見つめていた。「それにしても会長、凄かったな」オレが五十鈴に話しかけると「本当ですね。まさかぬいぐるみを取っていただけると