血糖値の乱高下!?

こんにちは、神田中央通りいけむら歯科の棟方です。


前回の記事で歯ぎしり・食いしばりと血糖値には密接な関係があると
言ったのですが、今回は血糖値についてお話していきたいと思います。

そもそも血糖値は何かというと、血液中に含まれる
グルコース(ブドウ糖)の濃度のことを言います。

血糖値の乱高下

このグラフのように糖質の多い食事・早食い・大食いで食後高血糖に
  ⇓ 血糖値スパイク
血糖値を下げるホルモン、インスリン大量放出
  ⇓ インスリンは血糖値が上がるほどたくさん放出
潜在低血糖
  ⇓ 急な睡魔、だるさetc..
正常な血糖に戻すため、アドレナリンやノルアドレナリンなどの
ホルモン分泌
ここで、食いしばりやイライラしやすい等の症状が起こります!

これを繰り返すと...
・食いしばり、歯ぎしり誘発
・歯と歯の間の虫歯のリスクが上がる
・破折、くさび状欠損等実質的歯質欠損
・歯周病促進

これらの症状を引き起こすことがあります。
歯科に限らず、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞等の血管疾患から、
うつ病などの神経疾患といった全身の疾患のリスクも上がります。

そうならないためにも、糖質を控えた食事を心がけていくこと、
食べる順番など少しずつでいいので意識することがとっても大事です!
体の材料でもあるタンパク質は積極的に摂って頂きたくて
その中でも、動物性のタンパク質には植物性に比べ、必須アミノ酸が
多く含まれている物が多いのでおススメです(`・ω・´)
脳にはブドウ糖が必要だと思っている方もいると思いますが、
あれは嘘で、体内で脳に必要なエネルギーを作り出すことはできるので
必要以上に糖を摂取しなくてもいいんです!

血糖値は自分ではわかりません。
今の日本人の主食であるお米やパンにも糖が含まれています。
何を食べたら上がるのか個人差があり、それを知ることが
血糖値を乱高下させない秘訣です!
当院では『リブレ』という装置を使って実際に何を食べた時に
どのくらい上がるのか調べてカウンセリングも行っております。
皆さんはただ普段通り食事をして頂くだけです!
意外な発見があり、食生活を見直すきっかけにもなると思います。

ご興味のある方は当院のホームページをご覧ください。
お口の中だけでなく、全身の健康を考え毎日診療をしております。


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