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2022 J1 第18節「川崎フロンターレvsジュビロ磐田」超主観的振り返り

ジュビロ磐田と川崎フロンターレの2022年J1リーグでの戦いが終わりました。結果は2引き分け。もちろん勝ちたかったので、決して満足ではないのですがポジティブな結果と感じました。

川崎には特別な思いがあります。2019年、私がジュビロ磐田サポーターとして応援を始めた年。ヤマハスタジアムでの川崎との試合が忘れられないものだったからです。

2019年 J1 第17節 (2019.06.30)@ヤマハスタジアム

当時のジュビロは絶不調。試合前の恒例だった名波浩監督のチャントも無く、異様な雰囲気でした。

試合は終始川崎ペース。小林 悠選手、脇坂選手、知念選手のゴールで後半45分の時点で0-3川崎リード。私はこの時点で勝負あったとみて、アディショナルタイムの戦いを見ることをやめ、試合途中で席を立ちました。

後にも先にも、試合途中で帰ったのはこの試合だけです。川崎との実力差がありすぎて、これ以上辛くて見ていられなかったのです(今は最後まで見届けますよ)。川崎が上位ではあるけど、同じJ1なのにこんなに実力に差があるのか、とショックでした。

駐車場へ向かう私の背中にスタンドから歓声が押し寄せました。それは、上原力也が試合終了間際に決めたゴールへの歓声だったと知ったのは帰宅後でした。同時に、名波さんの監督辞任も発表されました。


2019年は、その後アウェイ等々力で川崎と再戦しますが0-2でまたも完敗。
ジュビロはその年J2降格となりました。

2022年 J1 第7節(2022.04.06)@ヤマハスタジアム

名波監督最後の試合になった川崎戦から3年。J1に帰還したジュビロが、再び王者川崎フロンターレとの戦いに挑みます。2019年のジュビロとは違うことを示して欲しい。何としても勝ち点を奪って欲しい。そんな想いでした。

この試合、ヤマハスタジアムでの試合でしたが、残念ながら現地観戦ができずDAZNでの応援となりました。

後半33分。大森晃太郎が先制ゴール。川崎から遂に先制点。しかも私の推しの大森晃太郎。感激の絶叫で近所迷惑になったと思います。ごめんなさい。DAZN実況も大好きな下田恒幸さん。「大森だーーー!」は数えきれないくらいリピートしたことは言うまでもありません(笑)。

守護神 三浦龍輝はファインセーブ連発でジュビロのゴールを死守します。

しかし、ジュビロ勝利目前の後半49分。三浦龍輝がまさかのファンブル。そこへ、3年前もヤマスタでゴールを決められた知念選手に同点弾を決められてしまいます。

結果は1-1でドロー決着。実況の下田恒幸さんは、三浦龍輝のファンブルを「弘法も筆の誤り」と評するほど、素晴らしいセービングを見せていた三浦龍輝。彼を責めることはできません。悔しい結果でしたが、王者川崎に勝利目前まで迫ったことは、3年前のジュビロからは大きな進歩でした。

2022年 J1 第18節(2022.06.25)@等々力陸上競技場

今度こそ勝ち点3を奪うべく、アウェイ等々力陸上競技場で再戦です。しかし、前半は終始川崎に押し込まれ、ジュビロは防戦一方。前半33分、山根選手に先制ゴールを決められてしまいます。

後半、伊藤彰監督は修正を図ります。ジャーメイン良、山本康裕、小川大貴、金子翔太を投入。シュート0だった前半とは打って変わり、前線での攻撃時間が増え、得点のチャンスが生まれます。

そして、後半40分。遠藤保仁のCKから伊藤槙人が見事にヘッドで合わせて同点ゴール。遂に川崎のゴールネットを揺らします。伊藤槙人はこれがジュビロ移籍後&J1初ゴールの記念すべき日になりました。

このまま試合終了。再び1-1のドロー決着。前回ヤマハスタジアムでは川崎に追いつかれましたが、今回はジュビロが追いついて貴重なアウェイでの勝ち点1を積み上げました。

後半戦に向けて

3年前、手も足も出なかった川崎。そして今もJ1上位に君臨する川崎。その川崎に今年は2引き分け負け無しはポジティブと思います。しかし、狙うは勝ち点3。実力はまだまだ川崎の方が上でした。

ジュビロの今年の目標はJ1残留。伊藤彰監督が目指すサッカーを1日も早く体現し、川崎、鹿島、横浜F・マリノスなどJ1上位の強豪チームと互角以上に戦えるジュビロが見たいです。その日が来ることを楽しみに応援を続けます。


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