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準備万端 -ジュビロ磐田 高野遼-

彼の復活はジュビロにとって実質的な補強です。

昨年末の12月23日になりますが、高野遼が2023年ジュビロ磐田との契約を更新しました。

契約更新にあたり、Twitterでコメントを発信してくれました。

「(足は)準備万端」

ようやくコンディションが戻った事は本当に良かったですね。

思えば、2022年のジュビロ磐田はいくつも誤算がありました。

その中でも痛恨だったのが、高野遼の負傷離脱でした。

リリースされたのは2022年3月2日。

既にJ1リーグは開幕してましたが、受傷したのは1月下旬であり、2月25日に手術を行ったとのこと。

左膝外側(円板状)半月板損傷
トレーニング合流まで、手術後3~4ヶ月程度

重症でした。

残念ながら、2022年の高野は試合出場無しに終わりました。




2021年夏の移籍で横浜F・マリノスから入団した高野。

この年はスタメン出場は無く、8試合/101分という出場実績でしたので、決して満足できる結果ではありませんでした。

この年は、固定メンバーで戦う傾向にあり、ドイツに移籍した伊藤洋輝の穴を埋める形となった伊藤槙人はコンスタントに出場できましたが、高野や同じく夏の移籍で入団した金子翔太も主力メンバーに食い込むことはできませんでした。

【2021年夏 ジュビロ磐田入団選手の出場記録】
伊藤槙人 : 18試合・1402分
金子翔太 : 17試合・  350分
高野遼  :    8試合・ 101分

しかし、9月11日J2リーグ第29節千葉戦ではインパクトのあるプレーを見せてくれました。

左サイドを全速力で駆け上がり、大森晃太郎からのパスをルキアンへ高速クロス。

このプレー以降、高野はもっともっと起用されるべき選手だと思っていました。

試合機会に恵まれれば、きっと力を発揮してくれる選手だと。

2022年、伊藤彰監督に代わり高野の出場機会も増えると思っていました。それだけに、負傷で一年間試合出場できなかったのが悔やまれます。

夏には同ポジションの松原后が加入しましたが、高野がシーズン最初からスタートできていたら、彰さんはどんな起用をしたかなあ?と今でも想像することがあります。

2023シーズンは、高野にとって勝負の年になるでしょう。ジュビロ三年目は是非結果を残して欲しい所です。

現状では同ポジションは松本昌也がスタメン筆頭格だと思いますが、横内昭展新監督がどのような采配をするのか注目です。

もしかしたら、松本昌也はボランチか前目のポジションで起用し、左サイドは松原后と高野遼の争いになるかもしれません。

健全な競争が行われ、ジュビロの左サイドが活性化して欲しいですね。



2022シーズン終了後、高野はジュビロ磐田選手会による磐田市小学校訪問に参加しました。小学生達と一緒にボールを蹴って楽しんでいる様子がうかがえました。

ケガも治り、子供達から元気を貰ったと語っていました。

2023シーズン終了後にはヤマハスタジアムのピッチで笑顔の高野遼に会えることを願ってます。


最後までお読みいただきありがとうございました。

ジュビロ磐田と高野遼のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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