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袴田裕太郎と黒川淳史へのエール

契約更新の嬉しいニュースもあれば、やはり別れもあるもので。

この時期は辛いですね。
とくに補強できないジュビロにとっては。

12月19日、ジュビロ磐田から2人の選手が去ることが発表されました。

1人目は袴田裕太郎

大宮アルディージャに期限付き移籍していましたが、2023シーズンは大宮へ完全移籍することが発表されました。

袴田裕太郎は地元出身であり、U-15にも所属していたことからジュビロ磐田があこがれのチームと公言していました。

しかし、同ポジションにはリカルドグラッサという強力なライバルがいることもあって、リーグ戦の出場にはなかなか至らず、大宮アルディージャへ期限付き移籍を決意しました。

移籍当時の経緯については以前noteにも記載していますので読んで頂けると嬉しいです。

大宮移籍後は、一転して出場機会に恵まれました。

移籍後すぐに先発で起用され、それ以降最終節まで全14試合先発フル出場、4ゴールという素晴らしい成績。

完全移籍にあたり、以下のコメントを発信しました。

大宮で大活躍したのならば、完全移籍するのは自然の流れかもしれません。仮にジュビロに戻っても、大宮ほどの出場機会に恵まれる保証はありませんし。

ジュビロに帰ってきてポジションを奪い取る裕太郎の姿が観たかったですが、選手は試合に出てなんぼだと思います。大宮で主力として求められそれに応えたいのならば、裕太郎の意思を尊重すべきだと思います。辛いですけどね。

大宮には元ジュビロの中野誠也、志村滉、新里亮もいます。
来季の大宮アルディージャとの戦いは白熱したものになりそうですね




2人目は黒川淳史です。

FC町田ゼルビアに完全移籍することが発表されました。

黒川はJ1リーグ開幕のアウェイアビスパ福岡戦に先発出場しましたが、通算8試合出場でゴールは無し。残念ながらシーズン通してコンスタントに出場することはできませんでした。

悔やまれるのは、チームが不調に陥った夏場、特に第20節 ホーム福岡戦や第24節アウェイサガン鳥栖戦で黒川に先発出場のチャンスが巡って来ましたが、いずれも無得点で敗戦したことです。

この時に黒川がゴールを決めていたら・・・
勝てなくてもドローでも勝ち点を奪えていたら・・・

苦しかった夏場で、黒川のような若手が少しでも爪痕を残していればジュビロの順位や黒川の序列も変わっていたかもしれないと思うと残念でなりません。

ただ、天皇杯では2ゴールと活躍しました。
特に3回戦の湘南ベルマーレ戦では試合開始早々に先制ゴールを決めて、その1点を守り切って勝利しました。

恩師の伊藤彰監督も更迭され、他クラブからオファーがあれば出場機会を求めて移籍する気持ちになったのかと想像すると寂しいですね。

移籍にあたり黒川は次のコメントを残しました。

袴田裕太郎と黒川淳史はジュビロと同じJ2のチームに移籍となりました。来季は敵として戦わねばなりません。

しかし、短い期間ではあったけれど一度はサックスブルーのユニフォームに袖を通して一緒に闘ってくれた事には本当に感謝しています。

ジュビロ磐田に来てくれて本当にありがとうございました。

来季ヤマハスタジアムで会えるのを本当に楽しみにしています。
試合終了後にはスタンドに来てくれるのを待ってます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
袴田裕太郎と黒川淳史のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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