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植村洋斗選手「特別指定選手」へ-ジュビロ磐田-

2024年シーズンにジュビロ磐田加入内定している植村洋斗(うえむら ひろと)選手。植村選手については加入内定時にnoteに綴らせてもらった。

加入内定発表から約1か月。新たな発表があった。

ジュビロ磐田を受け入れ先とする「JFA・Jリーグ特別指定選手」として認定された!拍手だ!
植村選手本人からも非常に意欲的なツイートが!

ところで「特別指定選手」そもそも何でしょう?
恥ずかしながら、私もしっかりと判ってませんでした。

JFA・Jリーグ特別指定選手

日本サッカー協会のホームページに説明があります。

【目的・条件】
本制度は、サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を越え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。受入先のJクラブが、当該選手の高い能力をさらに伸ばすための環境を有し、かつ、同選手をJリーグの公式試合に積極的に出場させる具体的計画を有することを本協会による認定の条件とする。

日本サッカー協会ホームページより

ジュビロが植村選手の高い能力を伸ばすために、その環境を与え、Jリーグの公式試合に積極的に出場させる計画をする事だ。

【概要】
下記に定める認定要件をすべて満たし、受入先のJクラブの申請に基づき日本サッカー協会(以下、「本協会」という)が認定した選手(以下、「特別指定選手」という)は、所属チーム(大学又は高校等)に登録したまま、受入先のJクラブの選手としてJリーグ等の公式試合に出場可能となる。

日本サッカー協会ホームページより

植村選手は、大学所属のままジュビロの公式試合に出場可能に!

「サックスブルーのユニフォームを着るのは二年後」と思っていたが、今年ヤマハスタジアムで会えるのかもしれない!

2018年度に現行制度に

2018年度から現行の認定要件である「受入先のJクラブにプロ選手として加入することが内定している選手(契約内定選手)であること」が追加されている。ただ、当時のSOCCER KINGの記事にあるように、早い段階で内定を出すケースが増えることなどが指摘されたようだ。

過去の特別指定選手
ジュビロでは過去どんな選手が「特別指定選手」だったのか?
日本サッカー協会のホームページでは2011年以降の認定選手が確認できる。

2020年 森岡陸(法政大学)
2017年 中野誠也(筑波大学蹴球部)
2014年 清水貴文(中京大学体育会サッカー部)
2011年 小林裕紀(明治大学体育会サッカー部)
2011年 山田大記(明治大学体育会サッカー部)

以上5選手。思ったより少ない。
現在ジュビロに所属しているのは山田大記と森岡陸。大記は今年はケガで離脱しているが、ジュビロでの活躍は言うまでもない。陸も有望な若手DFとして、J1リーグでのスタメンに入りつつある。

植村選手のサックスブルーのユニフォームを着た姿を早く見たいものだ。
また、先日加入内定が決まった師岡柊生選手も今後特別指定選手に認定されるかもしれない。

J1残留に向けた厳しい戦いにおいて、即戦力となり得る大卒選手が戦列に加わるのは頼もしい。これも戦力補強の一環なのかもしれない。

一方で、現在のジュビロの主力メンバーを押し退けてベンチ入りするのも難しいだろう。いい意味で予想を裏切ってヤマハスタジアムで会えるのを楽しみにしている。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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