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大森晃太郎 豊岡北小学校を訪問

ジュビロ磐田の大森晃太郎が磐田市立豊岡北小学校を訪問しました。

大森晃太郎はジュビロ磐田で私の一番の推しの選手ということもあって、今回、豊岡北小学校を訪問してくれた事は嬉しく思いました。




2022年9月22日~23日にかけて静岡県内を襲った台風15号は、静岡県内に大きな爪痕を残しました。

当初10月1日にIAIスタジアム日本平で予定されていた「清水エスパルス vs ジュビロ磐田」の静岡ダービーは、静岡市が断水などの被害に見舞われたため10月22日に延期されたことは、ジュビロサポーターやエスパルスサポーターの方ならよくご存じの事と思います。

磐田市も各地で大きな被害を受け、特に豊岡地区は浸水や土砂崩れなど被害が甚大でした。

その豊岡地区にある豊岡北小学校は、床上浸水被害などにより2日間の休校を余儀なくされました。

台風15号襲来から一週間後の9月30日。ジュビロ磐田の選手・スタッフの皆さんが豊岡北小学校に来てくれました。

子供たちの通学の障害を取り除くため、小学校周辺の土砂や泥の撤去などで力を尽くしてくれました。

今季はJ1残留争いに巻き込まれ、精神的にも全く余裕など無かったであろうジュビロ磐田。

厳しい練習の合間を縫ってボランティア活動に駆けつけてくれた事は、ジュビロが磐田市をホームタウンとしていることを誇りに思いました。




豊岡北小学校の復旧ボランティアから約2か月。

11月16~18日にかけて行われた毎年恒例のジュビロ磐田選手会による小学校訪問が行われました。

被災した豊岡北小学校には大森晃太郎が訪問し、小学生と交流を深めました。

今季の大森晃太郎はトレーニング中に負傷し9月20日に手術を受けました。そのためJ1残留争いの佳境となった終盤の試合では、ベンチ入りすることは叶わず今季を終えることとなりました。

ジュビロ磐田が豊岡北小学校でボランティア活動をした9月30日は、大森の手術後間もない時期だったので、活動に参加できたのかどうか不明です。

10月28日の公式Twitterでの発信まで、大森の術後の状況は不明でした。

今回大森が豊岡北小学校を訪問して子供達と交流できたことは、いち大森ファンである私にとって嬉しかったのです。

理由は二つあって、

一つ目は、もし大森が9月のボランティア活動に参加できなかったのであれば、改めて豊岡北小学校を訪問することができたこと。

二つ目は、大森がジュビロ磐田に移籍後、初めての小学校訪問が実現したということ。

この二つ目の理由が一番良かったなあと思っていて、大森がジュビロ磐田に完全移籍した2020年以降はコロナ禍のため、練習一般公開、サイン・写真などのファンサービス、ファン感謝祭など、ジュビロの選手とファン・サポーターが直接交流できる機会が一切なくなっていました(練習一般公開は今年制限付きで復活しました)。

恒例だった小学校訪問もコロナ禍に入って以降はオンライン形式で行われたため、直接小学校を訪問するのは2019年以来実に三年振りだったのです。

従って、大森のように2020年以降にジュビロ磐田に来てくれた選手達が、一般のファンと直接交流するのは今回の小学校訪問が恐らく初めてだと思います。

また、大森の術後の様子も知ることができたのも嬉しかったです。

レクリエーションとはいえボールを蹴っていたので、リハビリを経て回復しつつあることが判りました(動画では終始左脚でボールを蹴ってましたので、負傷した右脚を庇っていた可能性はあります)。


今季再びJ2に降格が決定したジュビロ磐田は、特に今季終盤は辛い結果や出来事ばかりで、選手の笑顔を見る機会は殆どありませんでした。

今回の小学校への直接訪問や、11月20日に三年振りに復活した「ジュビロ磐田メモリアルマラソン」など、選手と一般のファン・サポーターが直接交流できる機会がようやく復活しつつある状況に、

「ようやくここまできたか」

と思うのです。

三年前までは当たり前にできていたこと。

それが、今では遠い出来事のようになりつつあっただけに、今年の最後に笑顔になる機会ができたことは希望に感じました。

ファビアンゴンザレスの二重契約問題など、ジュビロの取り巻く環境は厳しいことは変わりませんが、この苦境の中で来季、そしてその先の将来に向けて笑顔でいられるために、今後どのような体制を構築していくのか期待して応援を続けたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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