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好きな時間
ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田の試合。
試合終了後、いつ頃スタジアムを後にしていますか?
大体次のパターンでしょうか。
①試合終了のホイッスルと同時に席を立つ。
②「勝利は続くよ」とMOMインタビュー見てから帰る。
③残業(ゴール裏サポーター中心にチャントを歌う)してから帰る。
①は、帰りの渋滞に巻き込まれないようにできる限り早く帰りたい人。
これ、すごくよくわかります。
ヤマハスタジアムの周辺道路はめちゃ渋滞します。そもそも、駐車場から出庫するだけでもかなり時間がかかります。個人的な感覚では、第7駐車場は特に出庫に時間がかかる気がします。
従って、早めに駐車場に向かう方がスムーズに出庫できますし、渋滞に巻き込まれずに帰ることができます。
私がサポーター初期の頃は①でした。渋滞がめちゃ嫌だったので。
「今は②か③なんでしょ?」
「YES!」
と、言いたいところですが、時間が許す限り、次のパターン④を挙げます。
④ 選手のダッシュを見てから帰る。
これ、結構最近まで知らなかったんです。
「居残りラン」
って言い方をする場合もあるみたいですね。
ベンチ入りするものの試合出場しなかった選手。または、ごく短時間しか出場しなかった選手は、試合終了後にピッチをダッシュすることがあります。
7月16日のホーム藤枝MYFC戦。
4-1で見事逆転勝利のジュビロ磐田。金子翔太のMOMインタビューが終わり、ゴール裏で残業した人も帰り支度を始めた頃、選手達は現れました。
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中馬健太郎フィジカルコーチと共に現れたのは、松本昌也、鈴木海音、後藤啓介の3選手。
この試合、松本昌也の出場は無く、鈴木海音は1分、後藤啓介は3分の出場時間に留まりました。
現れた3選手に対し、まだスタンドに残っていたジュビロサポーターからは拍手が沸き起こります。
選手達は、ペナルティエリアをスタートラインに見立て、バックスタンドから見て左から右に向かってピッチを縦に走り抜けていきます。
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そしてまた逆にダッシュ。
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今節は出番がほとんどなかったけど、次節にかける思いが伝わるダッシュ。
この時間帯は、ヤマハスタジアムもお客さんもかなり減っています。激しい戦いの熱さと静寂が入り混じった何とも言えない雰囲気。
この雰囲気が私の「好きな時間」なんです。
走り終わった選手達には、
「まさや-!」「かいとー!」「ごとう!」
の掛け声と共に拍手で見送られます。
次戦は、7月23日、アウェイでザスパクサツ群馬戦。この3選手の活躍を期待せずにはいられません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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