鈴木雄斗が2022年最終節で感じたこと
今年も「フリーポーズ」を要求され、「出た」と言って苦笑いで悩む鈴木雄斗。そして笑いながら写真撮影するスタッフさん。
2023年1月17日、毎年恒例のジュビロ磐田の個人写真撮影のメイキング動画がジュビロ磐田公式YouTubeチャンネルで公開されました。
雄斗が「出た」と言ったのは、昨年2022年の個人撮影でもフリーポーズを要求され、例のあのポーズが生まれたためです。
サムネになってます(笑)
後日、ホペイロ中島さんはメチャゴージャスに描いてくれたこのポーズのイラストは、雄斗のSNSのアイコンとしてお馴染みです。
本題は、このポーズのことではなくて鈴木雄斗が2022年最終節に感じた事。
今年もメイキング動画に笑わせてもらいましたが、一方で去年2022年は結果が伴わず、いつも険しい表情をしていた雄斗を思い出しました。
確かヤマハスタジアムでの神戸戦だったと思いますが、敗戦後に一部のゴール裏のサポーターと雄斗が睨み合いになることもありました。
そんな雄斗が、今年も笑顔で個人撮影に臨んでいる姿を見ることができたのは本当に嬉しかったです。
2022年12月17日、鈴木雄斗の2023年の契約更新がリリースされた時にはこのようなコメントを発信しています。
何て泣けるコメントなんだ😭
2022年11月5日、J1リーグ第34節(最終節)ホームヤマハスタジアムでの京都戦。
ジュビロは第33節のアウェイガンバ大阪戦での敗戦により、最終節を待たずにJ2降格が決定してしまいました。
でも最終節を単なる消化試合にして欲しくない。何とか意地を見せて欲しい、来季へつながる試合をして欲しい。
そんな思いで、私は最終節のヤマハスタジアムへ向かいました。
そんな気持ちを持ったジュビロサポーターが多かったのかもしれません。ヤマハスタジアムには12,045人が詰めかけました。
これは、京都がまだJ1残留の可能性を残しており、ビジター席がほぼ満席だった影響も大きいと思うのですが、それでも2022年のヤマハスタジアムの入場者数第二位の記録でした(一位は神戸戦の13,256人)。
2022年はジュビロの敗戦が多かったせいか、もしくはコロナ禍が依然終息しなかったためか、ヤマハスタジアムでの入場者数は1万人を割る試合がほとんどでした。
しかし、既に降格が決まった最終節でも、ジュビロサポーターは懸命にサックスブルーの選手達を応援していました。私も声は出せませんが、精一杯手拍子で後押しをしました。
同じJ1昇格組の京都に対し「簡単には勝たせない」というジュビロサポーターの意地を感じました。
結果、スコアレスドローに終わった最終節京都戦。
私のカメラの中には、試合後のセレモニーで、スタンドをじっと見つめながら歩く雄斗の写真が残っていました。
たまたまだと思いますが、笑顔の写真ではありませんでした。
しかし、雄斗が多くのジュビロサポーターが詰めかけたヤマハスタジアムのスタンドを観て、2023年のジュビロで戦うことに対し何か感じ取ってくれたのだとすれば、あの日ゴール裏にいた一人としてこれほど嬉しいことはありません。
今年は一年通して、笑顔いっぱいの鈴木雄斗が見たい。
そんな思いにさせてくれた個人撮影会メイキングでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と鈴木雄斗のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?