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川又堅碁が帰って来た!

やっぱり彼は、ジュビロサポーターにとって特別な選手の一人なのかもしれません。

川又堅碁。

タイトルに「帰って来た」と書きましたがジュビロ磐田ではありません。2023年8月3日、中山雅史監督率いるアスルクラロ沼津に加入することが正式に発表されました。

つまり「静岡に帰って来た」という意味です。

Twitter(Xでしたっけ?)では、ジュビロサポーターの歓喜で溢れてました。ジュビロを離れて4年になりますが今でも愛される選手です。

私は2019年途中からジュビロ磐田を応援しています。2019年は川又堅碁がジュビロに在籍した最後の年。この年4月28日第9節札幌戦で右ゴールポストに激突し右肩関節脱臼の大けが。

その後は殆どベンチ外だったので、残念ながらヤマハスタジアムで堅碁のプレーを観ることができませんでした。


2019年のジュビロは大不振。

シーズン終盤に粘りに粘りましたがJ2降格となってしまいました。ジュビロはストライカー不足で、前半戦の得点源だったロドリゲスは夏で海外移籍。ルキアンが途中加入しましたが初年度は慣れるのに時間がかかり、この年1得点のみに留まりました。

頼みの綱はアダイウトンのみの状態。

従って、川又堅碁の復帰に大きな期待をしていました。


大久保グラウンドの練習見学もこの年が初めて。間近でみる川又堅碁の姿に興奮したのを覚えています。

写真は2019年11月16日、FC.ISE-SHIMAとの練習試合が行われた大久保グラウンドです。

この時は残留争いも大詰めを迎えていて、次の第32節アウェイでのコンサドーレ札幌戦で負ければJ2降格が決定してしまう状況でした

祈るようない思いで見学していた事を覚えてます。

この写真には荒木大吾も映ってますよね。

この1週間後、あの大吾の超劇的なPKで札幌に勝利し、J1残留に望みを繋ぎました。懐かしいですね。

2019年当時は事前抽選も無く自由に大久保グラウンドで見学できました。練習後のファンサービスも抽選無し。当時はジュビロサポーター初年だったので、ユニフォームにサインをくれた2019年メンバーには思い入れがあります。

2019年 ジュビロ磐田選手・監督のサイン

この中には川又堅碁のサインもあります。

「川又選手!サインお願いします!」
「はい!」

って感じで、きさくに対応してくれました。

川又堅碁のサイン


この年結局はJ2降格となったジュビロ。

一方で残念ながら川又堅碁は2019年をもって契約満了となりジュビロ磐田を去りました。

退団時の堅碁のコメントが忘れられないんですよね。

3年間お世話になりました。今年は怪我が続き、チームに貢献出来ず本当に申し訳なく思っています。
早く怪我を治してチームに戻りたかったのですが、契約満了に伴い、来季の契約はしないという、サッカー人生初の0円提示を受け、ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしています。
サポーターの皆様には、本当に勇気をもらいましたし、何も返すことが出来ず去らなければならないことをお詫びします。
まだまだサッカーをやりたいので、これからチームを探し、もう一度元気な姿を必ずお見せします!!
ありがとうございました!!

ジュビロ磐田公式ホームページより

私は「0円提示」って言葉をこの時初めて知りました。

契約を更新しない場合「契約更新に関する通知書」の新規年俸欄に「0」を明示する慣例があって、つまりプロ野球で言う「戦力外通告」なんですよね。


翌年2020年はジェフユナイテッド千葉に移籍した堅碁。

2020年8月16日、第12節でジュビロはホームヤマハスタジアムで千葉と対戦。サックスブルーのユニフォームではない川又堅碁を見た時、改めて敵として戦わなければならないんだなと悲しいような複雑な感情でした。

結果、きっちり堅碁に恩返し弾を食らってジュビロは1-2で敗戦。

当時はコロナ禍の初年。

この時期、私はヤマハスタジアムでの観戦は自粛していました。この試合も残念ながらDAZNでの観戦。

川又堅碁の活躍は嬉しかったものの、ジュビロの敗戦に感情をどうやって落ち着けて良いのやら。ある意味で印象深い試合となってしまいました。


この試合を最後に川又堅碁とジュビロのマッチアップはありません。
2021年は試合出場無く、この年をもって千葉を退団。

2022年は移籍先が決まっていない状態だったので非常に心配だったのですが、2023年6月20日にアスルクラロ沼津に練習生として参加していることが報じられました。

それから約1か月半、ようやく選手として正式契約したとあって、本当に良かったと思います。静岡にまた帰って来てくれたんですから。

愛鷹へ行って今度こそ堅碁のプレーを生で観てみたい。スケジュール表をにらみながら画策中です。

ケガで苦しんだ堅碁だったので、とにかく無事でプレーを続けて欲しい。そんな思いでいっぱいです。

改めて、

堅碁!おめでとう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
川又堅碁のファン・サポーターに歓喜が訪れる事を願って。

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